大阪市・松井市長が定例会見10月7日(全文4)今が本当に特殊な状況
行政のミッションであることは間違いない
要は役所というのは執行部だから。で、何を進めるかは選挙で決めるわけ。だから、去年の選挙で僕はもう、市の、行政組織の改編を掲げて今、市長をやっているわけだから、これは役所のミッションです。だから、ただ役所の言い分、これは建設局から聞いてないよ。聞いてないけど、賛成というのは多少やっぱり政治的な要素あるんちゃいますかと、それはそうやなと。ただし、行政のミッションであることは、これは間違いないわけです。政治的なミッションっていうことではありません。 だから朝日新聞も政治的なんとかって書いてるけど、賛成まで言うのはちょっと政治的要素あるけど、これは役所のミッションだというところはきちっと理解してもらいたいなと思う。 朝日新聞:分かりました。
公明党と街頭演説を行う狙いは
産経新聞:産経新聞、矢田です。告示日のことについてお伺いしたいんですけれども、今聞いている限りはちょっとわれわれも報道する側としては密、気を付けないといけないと思うんですけれども、高島屋の前で市長、知事と、代表、代表代行と、あと公明党さんと一緒にやるということを聞いています。これについての狙いというか、教えていただけますか。 松井:やっぱり今日から始まりましたよと。関心を高めていくというのが狙いです。密を避けてくださいということはお願いしますけど。必ずやっぱりマスクは着用でお願いしたいと思います。これからわれわれ、外で街頭をやります。僕との距離は取れます、街宣車の上だし、僕は透明のマスクするし、フェースシールドするし。だからやっぱり聴衆の皆さんぜひ、申し訳ないけどやっぱりご自身を守るためにもマスクは着用で聞きにいってもらいたいと思っています。 産経新聞:公明党さんと一緒にするということなんですけれども、公明党と一緒にすることによる効果、もしくは効果じゃないこともあれば教えてください。 松井:もう効果しかないんじゃない? 要は公明党さん、前回は100%反対。前回の投票結果、これまでのさまざまな選挙の投票結果見てると、やはり9:1だよね、公明党さん支持層は。ただ、維新でも9:1よ、逆もね。維新支持層でもやっぱり都構想となると、1桁のパーセントだけど、都構想はもうちょっと待ってよという人がいる。公明党さんの場合は今度、都構想は賛成よ、という人が1割。9割反対。でも公明党さん、今回はもう本当に、そもそも賛成だったということで、法定協議書の中身で基礎自治体優先が確認でき、住民サービス守られることが確認できたということで、もうこれははっきり賛成の立場だから。もうぜひ、反対の9:1にしてもらいたいね。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見10月7日 全文5に続く