大阪市・松井市長が定例会見10月7日(全文3)経済悪くなれば逆に都構想は必要
大阪市の松井一郎市長は7日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市・松井市長が定例会見(2020年10月7日)」に対応しております。 【動画】大阪市・松井市長が定例会見(2020年10月7日) ◇ ◇
各特別区に保健所を設置したら何ができるのか
読売新聞:すいません、同じ観点で保健所についても伺いたいんですけど。今すでにバーチャル大阪都で、府に一元化されてると思うんですけど、特別区ごとに保健所を設置した場合に、例えば今回のコロナでの対応を振り返ったときに、どういうことがよりきめ細かくできるのかという、ちょっと私が勝手に思い付いたのは、ミナミの検査所をつくるというようなことが、4特別区だともう少しそういうことができるのかなとかと推測してるんですけど、市長の中でそういうお考えがあれば教えていただけますか。 松井:それは専門職が特別区に、保健所の中にいるわけだから、よりきめ細やかな相談体制、支援体制っていうのが、これは、ここが【****00:49:18】。だから今の大阪市でも精いっぱい、保健所の職員もやっているから、ミナミの検査場もできてます。やってるし。で、今の仕方の中で全力を尽くして運営しているけど、より4カ所体制になるほうが住民に身近なところでそういう保険サービスも実施できるでしょうということです。 司会:次の質問をお受けいたします。読売新聞さん。
投票所の増設が滞っているようだが
読売新聞:読売新聞の梅本です。投票所の増設に関して伺いたいんですけど、期日前投票所を密防ぐために増やしたいということをおっしゃったと思うんですけど、選管に訪ねたところ、20選管がちょっともうゼロ回答で、4区の選管が1カ所ずつ増やせるということで回答があったというふうに選管から聞いてるんですけど、ただ、背景としては民間の施設とかがコロナで、もしクラスターが起きた場合とかに風評被害が広まってしまうとかそういうのを恐れて、貸したくないようなところが出ていたというふうな話も聞いてるんですけど、このことに関する受け止めと考えを教えてください。 松井:これは非常に残念なので、選管、独自の機関ですね。もうちょっとやっぱり投票に行かれる人の気持ちになって、投票所の拡充は選管がやらなければならないんじゃないの。選管の委員長も元自民党の市会議員だよね。増やしたくないとかあるんじゃない? でも僕はやっぱり住民のことを思ったらやるべきだと思う。こっちはでもお願いするしかない。選管は独立してやっているわけだから。とにかく僕は何度もお願いする。 読売新聞:関連して、当日の投票所に関して、立会人とか管理者っていうのが、毎回だいたい自治会が出しているような形を今まで取ってきているみたいなんですけども、自治会のその方々も高齢の方がいるので、管理者とか立会人を、感染のリスクを恐れてやりたくないという方も出てきてて、なかなか人材の確保も難しいみたいなところも出てきているっていうようなことを聞いてるんですが、このことに関しての、どんなふうに考えを。 松井:それは高齢の方というのは、そもそも選挙の立会人というのは、ああ見えて結構重労働なんでね。あとは選管の皆さんが地域の自治体の若い方々に、究極の民主主義の住民投票の、法に定められた、その重要性をしっかり伝えて協力をしてもらうような努力をしてもらいたいと思っています。 読売新聞:分かりました、ありがとうございます。 司会:大阪日日新聞。