見解俗に言う学歴フィルターは完全になくなったわけではなく、形が変わって残っていると認識するのが良いでしょう。 一部の難関企業や外資系企業は、大手ナビより高学歴層の学生が集まる就活サイトを使うようになっていたり、スカウト型で一部の学生にのみ特別な案内を送っていたり、大学別のイベントなどで直接アプローチをしていたりします。 これらの取り組みは学歴フィルターではないかもしれませんが、まだまだ学歴を重視した採用活動が行われていることの証拠と言えます。 もしそのような採用需要がないのであれば「上位大学に強い採用支援会社」が上場したりはしないはずです。そのような会社が複数上場しているということは、そこにそれだけ企業のニーズがあるという事です。 その現実をしっかり認識し、どういった場所で企業の採用活動が行われているかを認識すれば、就活をより有利に進められるでしょう。
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コメンテータープロフィール
慶應義塾大学在学中、世界初の就活SNSの代表に就任。国内最大の就活SNSへと成長させた後に大学を卒業し、エグゼクティブサーチを行う人材ベンチャーに入社。役員・事業責任者などの幹部人材の採用支援に携わる。2009年にエイリストを設立し「自分の頭で考え、行動する人材を増やす事」を命題として就職情報サイト「就活SWOT」を開設。