数年前に、社会貢献活動について調べた際、やはり高齢化で継承者がいない悩みを聞きました。一方、ある団体は、思い切って代表から中心メンバーから刷新して若返り、活動も盛んにしています。 また、高齢者の多い団体から、40代ぐらいに手伝って欲しいという話を聞きました。子育てに仕事に忙しい現役世代は、まず自分の生活すら支援の手が得られない状態。さらにPTAや地域活動のボランティアをしていたりします。 そういう世代に頼るというよりは、手伝えるところは手伝って、一緒にやっていきましょうということはできないのでしょうか。現役世代と高齢者の間で、分断を減らしていくところからだと思います。
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コメンテータープロフィール
早大参加のデザイン研究所招聘研究員/新聞社に20年余り勤め、主に生活・医療・労働の取材を担当/ノンフィクション「ダンスだいすき!から生まれた奇跡 アンナ先生とラブジャンクスの挑戦」ラグーナ出版/新刊「ルポ 子どもの居場所と学びの変化『コロナ休校ショック2020』で見えた私たちに必要なこと」/報告書「3.11から10年の福島に学ぶレジリエンス」「社会貢献活動における新しいメディアの役割」/家庭訪問子育て支援・ホームスタートの10年『いっしょにいるよ』/論文「障害者の持続可能な就労に関する研究 ドイツ・日本の現場から」早大社会科学研究科/講談社現代ビジネス・ハフポスト等寄稿