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なかのかおり

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ジャーナリスト(福祉・医療・労働)、早稲田大研究所招聘研究員

報告

補足潜在保育士の活躍について取材しました。やはり、給与を上げることだそうです。命を預かっているのに、飲食チェーン店と同じ時給では、継続できるかわからないとの声を聞きました。 またあるベテラン保育士は、燃え尽きて保育園勤めをやめました。今はタイミーを利用して初めての保育園で働き、定期的に勤める職場もあるそうです。理想の保育とは離れているけれども、助かる現場があり、資格や経験を活かせます。 そのベテラン保育士が指摘するのは男性保育士の問題です。男性保育士の性犯罪が相次ぎ、敬遠されて人手不足に拍車がかかる。安心のため、持ち場を複数で受け持つのも難しい。「性犯罪は許されないですが、男性保育士が働けなくなるのは残念。採用時に見抜くのも難しい。保護者も子どもも保育士も、安心できる保育をするには、どうしたらいいでしょうか」という投げかけを考えていく必要があると思います。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 小崎恭弘

    大阪教育大学教授/元附属小学校長/ファザーリングジャパン顧問

    解説少子化の進展により、今後ますます子どもの数は減り続けます。そのような環境の中で、保育や教育の質の向上…続きを読む

  • 今野晴貴

    NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。

    見解劣悪な労働・保育環境のために保育士が退職を続けているのに、経営者が一向にその改善をせず、派遣会社を利…続きを読む

コメンテータープロフィール

なかのかおり

ジャーナリスト(福祉・医療・労働)、早稲田大研究所招聘研究員

早大参加のデザイン研究所招聘研究員/新聞社に20年余り勤め、主に生活・医療・労働の取材を担当/ノンフィクション「ダンスだいすき!から生まれた奇跡 アンナ先生とラブジャンクスの挑戦」ラグーナ出版/新刊「ルポ 子どもの居場所と学びの変化『コロナ休校ショック2020』で見えた私たちに必要なこと」/報告書「3.11から10年の福島に学ぶレジリエンス」「社会貢献活動における新しいメディアの役割」/家庭訪問子育て支援・ホームスタートの10年『いっしょにいるよ』/論文「障害者の持続可能な就労に関する研究 ドイツ・日本の現場から」早大社会科学研究科/講談社現代ビジネス・ハフポスト等寄稿

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