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アース製薬(株)研究部で害虫飼育を担当

報告

補足日本ではヒトスジシマカという蚊がデング熱を媒介するので、発生時期である5月~10月の間は警戒が必要です。現在、この記事のように世界的にデング熱が流行しています、また、今月末からパリオリンピックも開催され、人の移動によって感染症が広がるリスクが高まっています。デング熱予防のためには、蚊に刺されないことが最も重要です。ヒトスジシマカは野外に生息しているため、外出時には虫よけ剤の使用をお勧めします。虫よけ剤はニオイで蚊を寄せ付けないわけではなく、蚊の感覚器官を混乱させて人を認識させない効果があります。塗り残しがあると、その部分を狙って蚊が刺してくるため、全身にしっかりと塗り広げることが大切です。また、虫よけ剤は日焼け止めを塗る前に使用すると効果が半減するため、日焼け止めの後に塗ることを心掛けましょう。

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  • 峰宗太郎

    医師(病理専門医)・薬剤師・研究者

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コメンテータープロフィール

有吉立

アース製薬(株)研究部で害虫飼育を担当

兵庫県出身。都内の美術学校卒業後、 家具店店員、陶芸教室講師など虫とは全く関係のない職業に就いていたが、1998年に地元・赤穂のアース製薬に入社以来、害虫の飼育を担当している。しかし、現在も虫は好きではない。著書に「きらいになれない害虫図鑑」(幻冬舎)※記事は個人としての発信です。

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