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ゴキブリを見ない生活を送りたい!害虫駆除で悲惨な目に遭わないためにできること #専門家のまとめ

有吉立アース製薬(株)研究部で害虫飼育を担当
写真はイメージ(写真:アフロ)

ゴキブリなどの害虫を駆除する業者の中には、低価格を強調した広告を出しながら、実際には高額な請求を行うケースがあるようです。特に若年層が被害に遭いやすい状況です。しかし、一方で、自分で害虫駆除を行う際に火を使用することで火災のリスクが高まることもあります。これらの相反する問題を踏まえ、適切な業者を選ぶこと、また、自身での害虫駆除方法を学ぶことも必要だと考えます。注意すべきポイントをまとめました。

ココがポイント

害虫駆除についての相談は508件と、前年度から倍増(中略)相談者を年齢別でみると、29歳以下が4割近くを占め、とくに20歳以下が急増
出典:朝日新聞DIGITAL 2024/9/12(木)

ゴキブリなどの害虫駆除で使った火が原因とされる建物火災が全国で相次いでいる
出典:KYODO 2024/9/7(土)

夏の終わりにゴキブリ対策に力を入れておくと、その姿を見ずにすむ可能性が高くなります
出典:サンキュ!  2024/8/26(月)

前にしか進めないゴキブリを仕留めるには、頭より前を狙えばいいのです
出典:Yahoo! ニュース エキスパート 有吉立 2021/8/20(金)

エキスパートの補足・見解

ゴキブリなどの害虫駆除に関する問題はさまざまあります。トラブルを回避するためには、適切な情報収集が重要です。

私も以前はゴキブリが怖くて、自分を襲ってくると真剣に思っていましたが、実際にはゴキブリは人を襲うことはありません。ゴキブリに対する知識を身につけることで恐怖心を軽減し、冷静に対処できるようになります。

自身でできるゴキブリ対策としては、食べ物を放置しない、ゴミをこまめに捨てる、湿度を低くするために換気を行うなど、ゴキブリが嫌がる環境を作ることが大切です。また、市販の殺虫剤や毒餌剤などを適切に使用することで、安全に駆除を行いましょう。

しかし、大量発生している場合や自己処理が難しい場合は、信頼性の高い業者に依頼することも必要かもしれません。広告の内容を鵜呑みにせず、詳細な見積もりを確認し、納得した上で契約することが重要です。

ゴキブリが苦手な人が多い現代、ゴキブリを見ない生活を送るための予防用製品もさまざま出ています。これらの製品を活用することで、ゴキブリが出てくるのを防ぐ効果があります。適切な情報収集と対策を行うことで、トラブルを回避し、安全に害虫駆除を行いましょう。

アース製薬(株)研究部で害虫飼育を担当

兵庫県出身。都内の美術学校卒業後、 家具店店員、陶芸教室講師など虫とは全く関係のない職業に就いていたが、1998年に地元・赤穂のアース製薬に入社以来、害虫の飼育を担当している。しかし、現在も虫は好きではない。著書に「きらいになれない害虫図鑑」(幻冬舎)※記事は個人としての発信です。

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