比治山小学校でセアカゴケグモ 児童が発見 広島・南区
RCC中国放送
補足セアカゴケグモのメスは球体状で、体長約1cm、そんなに大きなクモではありません。全体に黒色で、背中に赤い帯状の模様、お腹側にも砂時計状の赤い模様がある、かなり特徴的な外観のクモです。 セアカゴケグモは自ら人を襲ってくるクモではありませんが、見つけたときは絶対に触らないでください。クモ専用のスプレー剤や一般的な害虫用スプレー剤を噴霧することで駆除できます。すぐにスプレー剤が用意できない場合は、靴などで踏みつぶすことでも駆除できます。棒などで突っつくと死んだふりをすることがあるので、死んだと勘違いして触ることは絶対やめてください。 万が一、かまれた時は医療機関の受診をお勧めします。できれば、かまれたクモの写真を撮影すると何にかまれたかがわかるため、診察がスムーズになります。
兵庫県出身。都内の美術学校卒業後、 家具店店員、陶芸教室講師など虫とは全く関係のない職業に就いていたが、1998年に地元・赤穂のアース製薬に入社以来、害虫の飼育を担当している。しかし、現在も虫は好きではない。著書に「きらいになれない害虫図鑑」(幻冬舎)※記事は個人としての発信です。
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