【なんと最下位に!】海外サイトで東京マラソン2023を調べたら、大変なことになっていた。
読んで頂いてありがとうございます!
たくや/ランナーです。都内で医師&ランニングコーチをしています。
海外のマラソン大会の評価サイトでみた東京マラソン2023の評価についてまとめます。
※今回から黒板・ホワイトボードの形式を中止にします。
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はじめに
国内のマラソン大会を申し込む場合、ランネットの「大会レポ」を参考にする方が多いと思います。そして海外にも同様のサイトがあります。有名なのはアメリカのRaceRavesです。
そのサイトで東京マラソンを調べてみると、前回大会までの評価と一変していることが分かります。どの辺が変わって、どうなってしまったんでしょうか。
他の世界六大大会と比較してみてゆきましょう。
世界六大マラソンとは
世界六大大会とはAbbott World Marathon Majorsの定める6つのレースのことで、2006年に設立され、2013年から東京マラソンも参加しています。具体的には東京マラソンのほか、ドイツのベルリンマラソン、イギリスのロンドンマラソン、アメリカのボストンマラソン、シカゴマラソン、ニューヨークシティマラソンとなっています。
エリートランナーはこの6つの大会をポイント形式で順位を競います。また市民ランナーはこの6つの大会を完走することで、Six Star完走証やSix Star-Finisherメダルが授与されます。市民ランナーにとっても夢の世界レースツアーなわけです。
昨年までは海外評価は大健闘
昨年までの東京マラソンは、この六大大会の大会の中でも遜色ありませんでした。
アメリカのサイトですから、アメリカ以外の大会は書き込み件数が少なくなっています。そして上位はアメリカの大会で独占されてます、それを考えると東京マラソンは大健闘です。
(総合評価)
1位 4.8点 シカゴマラソン(アメリカ)
2位 4.7点 ボストンマラソン(アメリカ)
3位 4.6点 ニューヨークシティマラソン(アメリカ)
4位 4.5点 東京マラソン(東京)※前回大会まで
5位 4.3点 ロンドンマラソン(イギリス)
6位 4.2点 ベルリンマラソン(ドイツ)
ですが今年はなんと・・・
今年の東京マラソンは酷評!!
今年の大会はなんと総合評価3.2!!
結果トータル評価で3.9まで低下して最下位になってしまいました。
コロナの水際対策や感染対策、そのアプリが不評でした。そのほかExpoの混雑や、ボトルや給食をスタート地点に持ち込めないのにエイドの食べ物が少ない、荷物預けがないなど、評価とも苦情とも言える書き込みがされていました。
もちろん良い点もありますが、東京マラソンには他の六大大会で目の肥えたランナーが多く参加します。そんな厳しい評価の基準を持ったランナーには、物足りない大会であったのかもしれません。
ですが、コロナ禍でも高評価のレースもあります。
とはいえ、東京マラソンより高評価の大会もあります。
大阪マラソンは、その食い倒れ?文化と温かみがマラソンにも反映されてるのか、海外の方にも好評です。また名古屋ウィメンズも、やはりティファニーとタキシード隊が大好評なようです。
書き込みが1件ですが、富士山マラソンもその絶景から総合評価5を頂いています。まだまだ日本のマラソンも、海外の方に高評価を頂ける大会はあります。
コロナの感染対策も5月から緩和されます。東京マラソンもまた感染対策を緩和して、Expoで海外の方を受け入れてしっかり回せる体制を整え、名誉挽回しないといけないですね。
以上、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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たくや/ランナーについて
中学・高校・大学と陸上競技部で、そして卒業後もランニングを続けています。フルマラソンのベストは2時間50分。
今は都内の病院で勤務をしつつ、ランステでコーチをしています(日比谷ライドのコーチ紹介)。
発信はおもにNOTEでしています(ビアランニングドクターのNOTE)