ついにオープンした「温泉バルコニー キング&クイーン」の全貌を全角度からレポートしてみる
サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 380 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。
今回は、先月末に満を持してグランドオープンした埼玉県所沢市の超大型温泉テーマパーク「温泉バルコニー キング&クイーン」さん(以下キンクイ)に行ってきましたのでレポートします。
サウナ、水風呂、温泉、岩盤浴、テントサウナエリア、フードコート等々、それぞれが非常に濃い内容で、1日では味わいきれないほど「詰め込むだけ詰め込まれた」巨大施設ですので、情報量に注意です(笑。。
かいつまんで画像(40 枚以上)だけをザッと見て、まずは雰囲気だけでも感じてもらえましたら幸いです(笑。
綿密なコンセプトの上に、ふんだんにお金を掛けているスパ施設
なんというか、入館する前から気圧されるというか、圧倒されました(笑。。
まず、駐車場の広い事・・それでも平日の昼間にも関わらず、かなり埋まっておりました。
駐車場の入り口から竹の植林に挟まれた道を本館入り口まで歩いてみる。
雰囲気が高まってきます。。
野性の動物たちが主役のディ○ニーっぽいコンセプトとストーリーが仕立てられており、テーマソングまで出来ていました。ある種の洗脳というか、この時点でその BGM 等が結構やかましい(笑。。
入館は姉妹店である東久留米の「スパジアム ジャポン」(スパジャポ)に比べてもスムーズです。
今回は岩盤浴と、さらに別料金の岩盤浴有料エリア「Sky High」も利用してみます。
参考:所沢に爆誕した「キング&クイーン」と姉妹店の「スパジアムジャポン」を比較してみる(東京サウナ日記)
このスペースも雰囲気いいですね。。
アニマル柄の岩盤浴衣が可愛らしい。女性は袖の部分と下がショッキングピンク。何気に受け取ったのはキリンの模様で、他にシマウマ、トラ、ウシ、ヒョウ柄などあり。フードとポケットが付いてるのも Good ですね。岩盤浴タオルもそれぞれの動物柄。
スパジャポの着物みたいな浴衣も良かったけど、これもイイなあ。。
1階が大浴場(サウナ)とお食事処、2階が岩盤浴エリアとフードコート、そして3階屋上が岩盤浴バルコニーと、テントサウナとバレルサウナのある「Sky High」(岩盤浴料金 + 別途 700 円)。
飛び込む!潜る!泳ぐ!深さ2メートルの「水風呂ダイブ」はぜひ体験してほしい
長い長い畳の回廊。
ここにお風呂の入り口があります。
大浴場、内湯は館内の広大さに比べるとそれほど広くはないですね。
浴室の入り口と出口で左右に分かれていて、手前にある給水器の水分補給時などにバッティングしないようになっています。
温泉は塩味と少しトロみがあり、炭酸泉がミックスされています。
スーパージェットバスと電気マッサージ風呂も繋がっていて全てこの炭酸温泉になっている。
浴槽の縁の外に頭を出す溝と枕のある「炭酸ヘッドマッサージスパ」と、サウナ後用の5基のノズルから噴射される「逆噴射ストロングシャワー」はスパジャポさんには無い仕掛けです。
さてサウナ・・まずは「富士山溶岩ロウリュサウナ」へ。広い・・そして天井も高い。7段(女性側6段)のスタジアムサウナでありました。
深い真紅のサウナマットがロイヤルで、いかにも「KING & QUEEN」という雰囲気。しかし、オートロウリュが発動してブロワーの送風が始まると自分には熱過ぎました・・(笑。いつもの最下段で 10 分。
3種類ある水風呂、まずは「ICE ROOM」の中にある 10 度以下のシングル水風呂へ・・。マイナス 20 度の部屋の中に 9 度の水風呂って・・。
次にアイスルーム手前の「天然冷泉掛け流し水風呂」へ入る。9 度から 23 度への落差で副交感神経優位に切り替わる・・これは最高ですね。。
確かにトロみと塩味のある冷泉水風呂でした。
2セット目は露天風呂エリアに出て「天然ハーブスチームサウナ」で。こちらはテレビ無しの BGM のみ、送風も無しで自分好み。ガラス張りで、水風呂プールを中心とした露天風呂全体が見渡せて気持ちがいい。
そして、この「キンクイ」究極の「飛び込める水風呂」へ。。
フィンランドの凍った湖に飛び込むのをイメージしながら・・。
早くも日は沈み、ブルーの水中照明が美しいナイトプールみたいになってます。これは夏場も最高だろうなあ・・。正直、これだけを目当てに来てもいい。。
ただ、くれぐれも事故やケガにならぬようご注意を。
姉妹店のスパジャポと比べてしまうと、サウナとお風呂に限れば、先の「ハーブサウナ」と、近場ではどこにも無い「ダイビング水風呂」でキンクイの圧勝のように思えます。。
参考:所沢に爆誕した「キング&クイーン」と姉妹店の「スパジアムジャポン」を比較してみる(東京サウナ日記)
立体的で楽しい岩盤浴ゾーン
2階の岩盤浴エリアで「ゴロゴロタイム」にしますか。。
岩盤浴は「炎」と「薬」の房の2部屋。ただ、どちらも体感温度的にそれほど差が分からなかったような・・。
岩盤浴は床が結構埋まっていて、横になりたい床が空いてなかったりしたのですが、休憩用のゴロゴロスペースの方は、どこかしら空いているイメージです。この点はスパジャポさんとは逆。
こちらのハンモックは屋上にも置いてほしいですね。。
好きなゲルマニウム床が空かず、「薬」の間側の岩塩の床で・・。
「炎」の間の方には「北投石」にアロマ水でセルフロウリュできる「囲炉裏」がありました。そして「炎」の部屋の熱源には薪ストーブも(!)。
巨大なかき氷。定期的にガリガリと氷の雪が降ってくるクールダウンルームです。
広過ぎる屋上バルコニーと、テント・バレルサウナがリッチな「Sky High」
さらなる高み、3階の屋上バルコニーエリアへ。。
この吹き抜け空間も素敵。反対のエレベーター側から3階に上がった場所には入館料だけで利用できるスペースあり。
これはちょっと贅沢な空間ですねえ。
各休憩ブースにはビニールのカーテンが設置されていました。冬場はストーブも置かれるのかもしれないですね。
ブースは 24 箇所あって、休憩するなら2階よりこちらの方が静かで空いているかもです。
1階2階で注文した料理をこちらへ運んで食べる事も可能です。
隣にあった「角上魚類」のパック寿司なんかを持ち込んで食べれたら(NG)最高なのですが・・(笑。。
今日もサウナの神様に感謝。。
岩盤浴料金に加えて別途有料の「Sky High」は1階のフロントで手続きをして手首に利用者バンドを着用。
テントサウナは5基、木製のバレル(樽)サウナは2台。
バレルサウナの方はアロマロウリュできます。
こちらはテントサウナ。
バレルサウナはやはり人気で少し待ちました。
すごく・・熱いです・・
バレルサウナでたっぷり発汗した後は、マイナス 20 度のクールダウン小屋へ。
あれ??あまり涼しくない・・上のエアコンみたいな冷却装置から異音が・・。
つららも溶けておりました。この日は機械が不調だったようです。
安定の「山水草木」、有名店とのコラボ出店多数の充実した「サ飯」
サウナ飯はスパジャポと同じ和食レストランの「山水草木」(1F)、全国・海外の有名店が出張している「SHEF'S COLLABO」(2F)と、相当な充実ぶり。
アレも食べたい、コレも食べたい!と悩ましいです(笑。。
ピザの名店「SAVOY」には薪の窯が。パスタやジェラートもあります。
悩みに悩み(笑)、初回の今回は神保町の有名欧風カレー店「Bondy」(ボンディ)の「牛すじカレー」を食べるはずでしたが、前日までの連休の注文過多で早々と売り切れていました。。
という訳で「中華蕎麦 とみ田」のつけ麺を。まさかこんな所で「とみ田」を食べれるとは思わなかった。。ごちそうさまでした(^人^)
参考:「とみ田」はつけ麺ではなく「とみ田という食べ物」である(写真と文)
以上、非常に情報量の多い大型温泉テーマパーク「キング&クイーン」の初回駆け足レポートでした。一度体験してみた感想としては「今年行って良かったサウナ」に殿堂入りを確信した次第です。。
毎日サウナ・品川サウナ・スカイスパ etc・・「2024 年に行って良かったサウナ・ベスト17」を選んでみた(東京サウナ日記)
土日祝日はしばらく混雑が予想されるので、お隣の(車で 15 分ほど)「いるまの湯」もおすすめです。なんとワンコインで入れます・・ ↓
「入館料 500 円」という「どうかしている」超ハイコスパなスーパー銭湯に行ってみた(カラーひよこ)
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温泉バルコニー キング&クイーン(公式サイト)
料金:950 円(土日祝 1100 円)・岩盤浴 1000 円(土日祝 1200 円)・岩盤浴有料エリア「Sky High」700 円(土日祝 800 円)
営業時間:9 : 00 〜 翌 1 : 00(金土 2:00)
定休日:年中無休
アクセス:西武池袋線「小手指駅」西武新宿線「新所沢駅」より無料シャトルバス
駐車場:400 台
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