体の負担を軽くし、きれいな姿勢を保つ「重いバッグの持ち方」のコツ
通勤、通学、お出掛けなど、どうしても荷物が多くなり、重いバッグを持っている方も多いのではないでしょうか。
なるべく体への負担を軽くし、いい姿勢を保ちながら重いバッグを持つためにはどうしたら良いのでしょうか。
「重いバッグの持ち方」大原則
結論から言うと、どのような種類のバッグでも「体に密着させて持つ」というのが原則です。
人間の体は、骨盤あたりに重心があります。重心の近くにバッグを密着させて持つことで体への負担が軽減し、姿勢も安定します。
ショルダーバッグの場合
ショルダーバッグは、肩からずり落ちないよう無意識のうちに体を傾けるので、体には負担をかけやすいタイプのバッグです。ずっと同じ方向で持ち続けていると体の歪みにもつながります。
肩にかける際は、バッグ本体が骨盤あたりに来るようストラップの長さを調節します。
また、歩くたびにバッグが揺れるとより負荷がかかるので、手をバッグに軽く添え、脇で挟むようにして固定するとより安定します。
トートバッグのように持ち手の長さが調整できないものは、自分の身長に合わせ、購入時にできれば実際に肩にかけてみるなどして、ちょうど良い位置で持てる長さのものを選ぶとよいでしょう。
リュックの場合
リュックは、両肩に均等に重さがかかるので負担が分散できるはいいのですが、重くなると前後のバランスを取るために首が前に出やすくなり、かえって姿勢が悪くなります。
おしゃれさを優先して、ベルトを長めにし、お尻あたりで背負っている方もよく見かけますが、荷物が重くなる場合にはベルトを短くして背中に密着させるようにするといいでしょう。
まとめ
重いバッグを持つときに意識したいことは2つ。
・重心(骨盤の辺り)で体に密着させて持つ
・左右のバランスを保つ(どちらか一方に偏らないように)
バッグはファッションの一部なので、見た目のおしゃれさももちろん大事ですが、それと同時に、きれいな姿勢を保てる、体に負担をかけない持ち方も意識したいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。