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2025年をいい形でスタートするために、残り3カ月でやっておくといいこと3選

畠山仁美所作講師

気がつけば2024年も残すところ3カ月となりました。
2024年をいい一年だったと思えるか、2025年を気持ちよく迎えられるかは、この3カ月の過ごし方にかかっていると言っても過言ではありません。

そこで今回は、「2025年をいい形でスタートするために、残り3カ月でやっておくといいこと3選」をご紹介します。

残り3か月でやっておくといいこと3選


1. 1月~9月までの9か月間を振り返る

2. 来年の目標をフライングで始める

3. 「今年はこれができたからOK」と思えることを一つでもやる

一つ一つ、くわしく見ていきましょう。


1. 1月~9月までの9か月間を振り返る

12月になってから今年1年を振り返る、という方は多いかもしれません。
しかし、10月の時点で、一旦これまでの9カ月間を振り返ることで、残り3カ月の過ごし方と新しい年の迎え方が変わります。

振り返る際は、まず、1月から順番に「どんなことをしたか」「誰と会ったか」「どこへ行ったか」など、月ごとに整理します。自分の行動を具体的に振り返ることで、けっこう色んなことしてきたんだな、と達成感が得られます。
その後、仕事、家族、人間関係、お金、健康面など、自分にとって重要なカテゴリーごとに細かく振り返りを行います。

この振り返りを行うことで、「来年はどんな年にしたいか」「どんなことを成し遂げたいか」といったビジョンが自然と浮かび上がってきます。

2. 来年の目標をフライングで始める

振り返りを行った結果、来年の目標ややりたいことが見えてきたら、少し早いですが、それを始めてしまいましょう。
年が明けてから一気に始めようとするのではなく、今のうちから少しずつ取り組むことで、スムーズなスタートを切ることができます。

たとえば、来年は資格の勉強をがんばりたいと思ったら、今の段階で教材を購入し、軽く内容に触れておきます。

来年こそはダイエットだ!と思ったら、今のうちから1日1分でも体を動かす習慣を作っておきます。

少しずつ体に慣れさせることで、急激な変化に対する負担を軽くし、スムーズに自然な形で新しい習慣へと移行することができます。

「よし!今年こそ頑張るぞ!」と、新年にテンション高く始めたことは、だいたい続かないものです。今のうちから少しずつ始めて、そのままの流れで徐々にペースを上げていきましょう。

3. 「今年はこれができたからOK」と思えることを一つでもやる

新しい年を迎えると、誰しも新年の抱負を立てたくなるものです。しかし、それを一年を通してやり切ることは、そう簡単なことではありません。
今の時期に大切なのは、年の初めに掲げた目標に慌てて取り組むことではなく、「これだけでも達成できたから、今年はいい年だった」と思えるようなことを一つ見つけ、それを行うことです。

小さなことで構いません。
たとえば、ずっと行きたいと思っていたところに行けた。長いこと積読だった本を読み終えた。やりかけだった作品を完成させた。などなど。


まだ3カ月あります。何か一つにフォーカスして取り組み、「2024年は○○ができたからOK!」と思えれば、気持ちよく今年を締めくくることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

2025年をいい形でスタートするために、残り3カ月でやっておくといいこと

1. 1月~9月までの9か月間を具体的に振り返る
2. 来年やりたいことがあれば、フライングで始めて体に慣れさせておく
3. 「今年はこれができたからOK」と思えることを一つでもやる

残りの3カ月間を意識的に過ごすことで、2024年を気持ちよく締めくくり、2025年をスムーズに迎えることができます。

今日からの3か月間を有効に使うために、少しでも参考になりましたら幸いです。

所作講師

日常の振る舞いを見直すことで、心・体・生活を整えるお手伝いをする所作講師。立つ・座る・歩く・物を扱う・挨拶する、といった日常あたりまえに行っている所作を通して、振る舞いだけでなく自分の内面も見つめ直すレッスンが好評。2011年の開講以来マンツーマンレッスンにこだわり、一人一人と向き合ってきた。ブログ【所作美人のヒント】では、バタバタと忙しい日々の中で、所作を通して自分を磨く考え方を発信。著書「一日一分からはじめる『おだやかな人になる所作の習慣』」

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