【英会話】「それ」って訳さない "It"
こんにちは!
世界一やさしい英会話の汐里です。
”it“ は誰もが知っている単語だと思いますが、どんな意味でしょうか?
おそらく大半の方が「それ」と訳すかと思います。
しかし、英語の勉強をしていると「それ」と訳せない時がありますよね。
時間や天気を表す時は "It" を使う。
もちろんこんな風に丸暗記してもいいけど、本当に納得できますか?
ということで、今回は ”it” をイメージで見ていきましょう。
It のイメージ
漠然とした状況や、目に見えない何かを感じている感覚があります。
もちろん何かを指して「それ」って訳す場合もありますが、今回は「それ」以外のitの使い方を感覚ベースで見ていきましょう!
①時間
It's 8 pm.
8時です。
本来、時間は目に見えないもの。
時間という曖昧な概念を感じて、8時ですよってこと。
②天気や気温
It's rainy today.
今日は雨だね。
雨が降っている空間って、実際に「これ!」ってピンポイントで指せるものではないですよね。
It's cold here.
寒いね。
→ 目に見えない寒さを感じている
空間にある目に見えない温度に対して、言及している感じです。
③状況
How was it?
どうだった?
→ 漠然と流れゆく状況に対して、「どうだったの?」という感覚。
状況って、実際には目に見えない「流れ」ですよね。
④It is ~ to 構文
It’s easy to get up early in the morning.
早起きは簡単だよ。
便利な「It is ~ to 構文」も同じです。
漠然とした感覚を最初に感じてしまうから、”It” が口からついて出ます。
漠然とした感覚に輪郭をつけるように、to ~ で説明してあげる感じですね。
※今回は取り扱いませんが、Toは何かを指す感覚が強いです。漠然とした”It”のイメージと相性抜群!
★補足
It / イット
それが見えたら、終わり。
このホラー映画ご存知ですか?
原題はただの『It』
つまり、「目に見えない何かの存在」を表しています。
私は怖いのが苦手なので、観ていませんがどうでしょうか?
一度この作品を観たことがある方は、「It」の意味がより深く浸透してくるかと思います!
まとめ
◎It のイメージ
◎「それ」以外のIt
①時間
②天気や気温
③状況
④It is ~ to 構文
今回も何か参考になれば幸いです!
それではありがとうございました!