【町田市】ひっそりと営業している隠れ家ランチは「週に3日だけ」体に優しい「素材を厳選」した上品な味
小田急線鶴川駅南口を出たら正面に見える古い建物...1階には焼き鳥屋さん、2階には「鶴川ワインバー」が入っています。「鶴川ワインバー」は、隠れ家フレンチレストラン「緑山松田家」オーナーが2016年にオープンしたワインバー。
2階へ行くには昭和の趣を残した古い階段を登ります。その階段手前に小さな貼り紙があるのを通りかかった時にたまたま見つけました。
「えっ、ここってランチもやっているの?」と驚いたのは、鶴川ワインバー「ランチタイム」と書かれたメニューが貼ってあったから。鶴川ワインバーは夜の部ですが、昼の部として週3日だけランチを提供しています。ランチを提供するのは「緑山松田家(町田市三輪緑山3-18-20)」でオーナーシェフの補佐をしていたスタッフさん。
少し急な階段を登りドアを開けると、明るくモダンでセンスのいい空間が広がります。温かみがあり居心地が良さそうな雰囲気は「緑山松田家」にも通じるものがあり落ち着く...。※筆者は緑山松田家でもランチをしたことがあります。
店内は、鶴川駅が見渡せる広いテーブル席が一つと、カウンター席が7〜8席ほど。
スペースはそれほど広くはないのに、天井が高いからか狭さを感じません。
この日のメニューは4種類。メニューの内容は日替わり/週替わりで、季節や仕入れ状況により変わるそうです。
- オクラの豚肉巻(トマトサラダ、豆腐のみそ汁、つけもの) 990円
- ナスのひき肉炒め 990円
- チキンカレー 880円
- 松田家特製ビーフストロガノフ 1430円
※全て税込価格です
※7/11のメニュー内容です
ドリンクはコーヒー、カフェオレ、紅茶以外にグラスワインやハイネケンがあります。
ランチメニュー「オクラの豚肉巻」を実食
日替わり/週替わりランチは「オクラの豚肉巻」を選択しました。添えられている付け合わせの野菜はモロヘイヤ。モロヘイヤって苦いイメージがあったのですが、苦味はなく口当たりが優しい。オクラの豚肉巻との相性もいいです。
豚肉は薄くスライスされ、程よい塩加減。一口食べると、口の中でジュワッと広がる肉汁がたまらない...。オクラの自然な甘みと豚肉の塩味が絶妙なバランスでいくらでも食べられそう。
トマトサラダはトマトにみじん切りした玉ねぎが載せられているシンプルなサラダに見えますが、これが美味しい。トマトや玉ねぎの素材の良さもあると思いますが、オリーブオイルがたまらなく美味しいのですよ。最後はすすって飲んだほどに気に入りました(笑)。
つけものは塩味控えめの上品な味。口の中がさっぱりとしてこれまた美味しかったです。
全体的にバランスの取れた優しい味に満たされて満足しました。日替わり/週替わりなので他の料理も食べてみたい。
鶴川ワインバーが入っている建物は小田急線鶴川駅線路沿いにあり、ランチタイムにオープンしている時は「定食」ののぼりが出ています。
とはいえ、SNS等でほとんど宣伝をしていないので、鶴川駅南口を通ることがなければ知らない人の方が多いのではないでしょうか。
最後に、ここだけの話ですが、9月の1ヶ月間だけ「緑山松田家」オーナーシェフの松田さんが、夜は水曜から日曜、昼は金土日のランチタイムを担当するそうです。優しい家庭の味とフレンチを提供するオーナーシェフの味を2度味わえるのは9月だけ。筆者も夜とランチに、今から行く気満々です(笑)。
鶴川駅から近い立地にあり行きやすいので、ふらり出かけてみてはいかがでしょうか。
※店内が狭いため5名以上で行く場合は席が分かれての案内となります。状況によっては入店が難しい場合もありますので、了承の上で出かけてくださいね。
【鶴川ワインバー】
住所:東京都町田市能ヶ谷1-14-1-201(鶴川駅南口改札正面2階)
TEL/FAX:042-708-8229
営業時間:火~金 18:00-24:00(L.O.23:00)/土日祝 17:00-24:00(L.O.23:00)
ランチの営業時間:火水木のみ 11:30-15:00(14:30ラストオーダー)
定休日:月曜日(月曜が祝・振替休日の場合は翌火曜定休)
※8/26〜9/2は夏休みのためお休み
アクセス:小田急線鶴川駅から徒歩30秒
URL:鶴川ワインバーホームページ
取材協力:緑山松田家 松田様、昼の部キッチン担当様
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