最寄駅は小田急線鶴川駅、歩くと45分の場所にある「讃岐うどん かいと 町田店」。駅から遠いのに通るたびに次から次へとお店へ入っていくお客さんの姿が見られます。以前から気になっていたので行ってみました。

駅から遠くても次から次へと客がやって来るその理由は？

周辺には薬師池公園やゼルビア町田のホーム「ギオンスタジアム」がある「讃岐うどん かいと 町田店」。目を引く古民家風の外観は、岩手県の古民家から一部移築して内装に使用したのだとか。

古民家そのものをイメージしたという店内は、木の温もりだけでなくどこか懐かしさを感じます。年季を感じる梁がいい味を出していますね。

店内にはカウンター席が8、テーブル席が48あり、テーブル席から眺めるのどかな風景が気持ちいい。

こだわりは本場仕込みの「麺」と「出汁」

同店のこだわりは大きく分けて3つ。

「足踏み麺」は主に北海道の国産小麦のみを使用、「出汁」は甘強酒造の甘強みりんを使用しています。愛知県蟹江町で150年以上続く醸造元が作るみりんは、原料は100％国産米、上品な香りを持ち、照りを出し味に深みを出す力が強い本みりん。生地は足で踏むことによって「強いコシ」があり、もっちり感を味わえます。

メニューは数種類あり、お得なランチメニューは「うどん」＋「ご飯もの」＋「小鉢とデザート」を選んで1200円か1300円（税込）。

ランチメニュー以外に「季節のうどん御前」「秋かいと」などの季節メニュー、「白かいと」「黒かいと」「紅かいと」などの定番メニューが揃います。

初めてなら定番メニューがおすすめ

周りを見渡すと、定番メニューを選んでいる人が多い様子。筆者も定番の黒酢のスーラーうどん「黒かいと（1280円）」を選びました。それがこちら。

黒酢が入ったスープがいい香り〜。黒酢は疲労回復や血行促進に効果があると言われています。足りなければ、お好みで足すことも可能。スープの出汁はさっぱりと上品な味。もっちりした麺との相性も抜群で美味しい。

LINEでお友だち登録をすると初回に限り「ちくわ天」が1本サービスされます。筆者もその場で登録してゲット！サクサク衣とちくわ特有のもちもち感が調和して美味しい〜。「天ぷら盛り合わせ」を一緒にオーダーしているお客さんがちらほらいましたが、理由がわかる気がしました。

麺はコシが強く、食べるともっちり。具材もうどんもたっぷり入っているので、食べても食べてもなくならない（笑）。黒酢が加えられたまろやかなスープが美味しくて食が進む、進む...。気がついたら最後まで飽きずにペロリといただきました。ごちそうさまでした。

入店した時は13時前だったからか次から次へと車が入ってきていましたが、食べている最中にも人が絶えることはなく...人気店だということが伺えます。人は多くても回転が早いのでそれほど待つことはありません。駅からは少し遠くなりますが、もっちりしたコシの強いうどんを食べたくなったらふらり出かけてみてはいかがでしょうか。

※2024年11月時点のメニュー・価格です。

取材協力：讃岐うどん かいとスタッフの皆さま

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