WBC直前にドミニカ共和国は大物の欠場が相次ぐのか。ゲレーロJr.に続いてソトも!?
ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)は、予定していたワールド・ベースボール・クラシックの出場を取りやめた。スプリング・トレーニングのエキシビション・ゲームで、右膝を痛めたのが理由だ。
この件については、「ゲレーロJr.がWBC欠場の場合、ドミニカ共和国の一塁は誰が守る!? 右膝の違和感で途中退場」と「WBC欠場のゲレーロJr.は幸いにも軽症。代役には前ジャイアンツの一塁手もいるが…」で書いた。
ゲレーロJr.を欠いても、ドミニカ共和国の打線は、依然としてパワフルだ。もっとも、ゲレーロJr.に続き、ホアン・ソト(サンディエゴ・パドレス)もいなくなる可能性が出てきた。
ソトは、今春のエキシビション・ゲームで、11打数8安打、1本塁打、3二塁打、1四球を記録しているが、左のふくらはぎに張りがあるということで、3月3日以降は出場していない。
3月6日、ソトのチームメイトである3人、ネルソン・クルーズ、マニー・マチャド、ルイス・ガルシアは、アリゾナ州ピオリアからフロリダ州マイアミへ飛んだ。パドレスを離れ、ドミニカ共和国のチームに加わるためだ。一方、ソトはピオリアに残った。
サンディエゴ・ユニオン-トリビューンのケビン・エイシーやMLB.comのAJ・キャッサベルらによると、ソトはWBCに出場するつもりでいて、数日後に合流する予定だという。そのとおりになればいいが、まだ予断は許さない。大事をとって欠場もあり得る。
ドミニカ共和国のオープニング・ゲームは、3月11日だ。ベネズエラと対戦する。プールDには、プエルトリコもいる。