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材料は2つだけ!ミキサー不要!「かぼちゃのポタージュ」甘くて濃厚にする2つのコツ。

こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。

今回は体の芯から温まる、ミキサー不要の「濃厚かぼちゃスープ」をご紹介します!かぼちゃには抗酸化ビタミンであるビタミンA(β-カロテン)の他、ビタミンC・Eも含まれます。これらは老化予防や美肌効果、免疫力アップ、血流改善に役立ちます。ワタや種にも栄養がたっぷり含まれるので、種は素揚げ・ワタはお味噌汁などに入れてお使いいただけます♬

《かぼちゃを甘くて濃厚に仕上げるコツ》

かぼちゃを70度前後でゆっくり加熱すると、酵素の働きでデンプンが麦芽糖に変わり甘味が増します。

②また、ゆっくり火を入れて混ぜるととろみや粘度が増して濃厚でクリーミーになる特徴もあります。

豆乳とお塩だけで作る美味しいかぼちゃのスープ。たっぷり作って1日の栄養補給にお役立て下さい。

■ 材 料 (作りやすい量)   

・カボチャ       1/4個

・水          100cc

・豆乳(牛乳)      200cc

・塩          少々

■ 作り方

①かぼちゃは種をとって3センチ位にカットしてからヘタや皮のゴツゴツした部分を取り除いておきます。(仕上がりがなめらかになります)

②お鍋にかぼちゃと水を入れて弱火で煮ます。

③お水が煮立ってきたら、さらに弱火にして15分くらいゆっくり低温蒸しします。

④竹串がスッと通ったらかぼちゃをマッシュします。今回はミキサーを使わないのでこの作業を丁寧に行います。

⑤かぼちゃがクリーミーになってきたら、豆乳か牛乳を少しづつ加えて伸ばします。

⑥お水を少しづつ加えてお好みのゆるさにします。

⑦最後に火にかけて弱火で温め、塩で味を整えたら完成です!

■ ポイント

・かぼちゃはカットしてから安定させて皮をそぐとやりやすいです。

・かぼちゃやさつまいもなど、炭水化物を多く含むものはデンプンが酵素の働きによって70度前後で糖に変わるので、ゆっくり低温調理することで甘みを増して美味しくなります。

・炭水化物の多いかぼちゃは、潰して練り上げることでとろみや粘度が増して濃厚になります。
・仕上がりを滑らかにしたければ、ザルで濾して下さい。

・ずっと火にかけていると水分がなくなってしまうので、余分な水分がなくなったなと思ったら火からおろしてマッシュして下さい。

・豆乳は一気に入れると混ざりにくいので、少しづつ入れて滑らかにしていきます。

■ レシピについて

ミキサーを使っていないのに驚くほどクリーミーで濃厚な仕上がりです!かぼちゃの甘味が際立って旨味が凝縮されているので、自然な甘味がとっても美味しいです♬ 調味料も豆乳と少量のお塩しか使っていないので、離乳食やお子様のおやつ代わりとしてもオススメです。朝食としても喜ばれるので、美味しそうなかぼちゃを見つけたら是非、試してみて下さいね♬

★動画では、レシピはもちろん栄養についても詳しくご紹介しています!

★ 美味しい!簡単!体に優しい!そんなレシピ動画を配信しています。是非フォロー&チェックしてみて下さいね♬ 

管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数48万人)

筆執/レシピ:管理栄養士 関口絢子

食べ物と栄養の知識が生きた、美と健康に関するお悩み解消レシピが人気。誰もが手に届く身近な食べ物を通じて世の中を明るく健康にしたいをモットーに、すぐに実践できるお役立ち情報を発信している。「春夏秋冬 疲れ取りごはん」KADOKAWA、その他多数。日本抗加齢医学会認定 抗加齢指導士、米国栄養カウンセラー

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