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銀河戦準決勝、藤井聡銀河-杉本和五段、丸山九段-永瀬九段 12月16日午後、YouTubeで無料公開

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 第31期銀河戦はベスト4まで出揃いました。

 準決勝の2局はYouTube「囲碁・将棋プラス」のチャンネルで無料公開されます。

13時 藤井聡太銀河-杉本和陽五段

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 本棋戦でもっとも多く優勝しているのは羽生善治現九段で7回。以下渡辺明現九段の4回、佐藤康光現九段の3回と続きます。

 もし藤井銀河が今期優勝すれば、佐藤現九段と並んで3回目。また連覇は2000年、01年の羽生現九段以来となります。

15時 丸山忠久九段-永瀬拓矢九段

 丸山九段は本戦Dブロックで3勝、永瀬九段はEブロックで1勝して、最終勝ち残り者となっています。

 決勝トーナメントに入ってから、丸山九段は矢倉規広七段、渡辺明九段に勝利。永瀬九段は野月浩貴八段、阪口悟六段に勝っています。

 丸山九段は2010年以来、永瀬九段は初の決勝進出を目指す戦いとなります。

 両者の過去の対戦成績は丸山2勝、永瀬5勝。銀河戦では初の対戦です。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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