草大福がミニサイズのふたごに変身「茂助だんご」さんのふんわり優しい蓬と甘いこし餡はおやつに最適
洋菓子であればミント、和菓子であれば蓬といった、清涼感のある食材はお好きですか?ミントであれば、チョコレートやアイスクリームなどカジュアルかつお手頃な価格で子供たちも大好きな組み合わせで身近ですが、蓬はなかなかスーパーのお菓子の棚に登場することはない食材かと。和の食材でも抹茶は春から初夏にかけてよく目にするのですが。
とはいえ、蓬とお餅、あんこの組み合わせは和菓子においてかかせません!桜餅が終了すると、柏餅にも蓬を合わせるお店も。
今回はかつて築地魚河岸で働く人や買い物に訪れる方々の胃袋を癒し、今は豊洲市場にて人気を博している創業120年以上を誇る和菓子屋「茂助だんご」さんにも蓬を使用した草餅や大福が販売されているのですが、今回は「草大福」のミニサイズで串に刺さったお団子バージョンと出会えたのでご紹介。
一般的な白玉よりも一回りおおきめの草大福。大福、という名前ではありますが、とっても可愛らしい小柄な大福ですね。小さくても大きい可愛い子。
特徴的なのはひと串に刺さっているのが2個というところ。茂助だんごさんのお醤油の団子は4個、だんご三兄弟のモデルとなったあんこのお団子は3個、草大福のお団子は2個とこれまた選択肢も豊富でした。なめらかでとろりとしたお餅には、蓬の葉をそのまま突き込んであり穏やかな爽やかさ。シンプルな草大福のほかに、お団子であるからこそ食べやすいアレンジといいますか、黄粉砂糖をまぶしたものもありました。
黄粉の方が甘味の強い仕上がりになっておりまして、おやつとしてちょっといただいたり、お子様でも召し上がりやすいタイプなのではないかと。蓬の鮮烈な爽快感が欲しい!という方には物足りないかもしれませんが、その分こし餡の甘味を口の中で思い切り楽しむことができるので、あんこが透き!あんこが食べたい!という時にはあんこのお団子同様こちらもおすすめです。
茂助だんごさんの草餅は粒餡ですが、草大福はこし餡。それはミニサイズであっても変わらず。ちょっと黄粉が泣いてしまっていたのが残念でしたので、ぜひお早めに。美味しいものの命は儚いのです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<茂助だんご>
公式サイト(外部リンク)
東京都江東区豊洲6-6-1管理施設棟302(7街区)
03-6633-0873
6時~15時(喫茶 6時30分~Lo14時30分)
定休日 水曜・日曜・祝日