ほうれんそうの「赤い部分捨てないで!」栄養士が必死にお願いするワケとは
こんにちは!栄養士食堂です。
昔から「ほうれん草の赤い部分は体によくないから食べない方がよい」とも言われていたため、捨てている方が多いのではないでしょうか。しかし、実は赤い部分には栄養がたっぷり。今回は栄養士が「ほうれん草の赤い部分の正体は?」を詳しく解説していきます。
今回の目次
1 ほうれん草の栄養について
2 保存方法・選び方・調理のコツ
3 赤い部分の正体とは?
4 まとめ
1.ほうれん草の栄養
ほうれん草は野菜の中でも鉄の含有量がトップクラスです。そのほか、抗酸化作用が高いβカロテン・骨や歯の形成に欠かせないカルシウムやマグネシウム・免疫を強化するビタミンCなども豊富に含まれています。
2.保存方法・選び方・調理のコツ
【保存方法】
・湿らせたキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れ、野菜室で立てて保存しましょう。
【選び方】
・葉脈が左右対称になっているもの
・葉先がピンとしていて鮮やかな緑色のもの
・株が密で軸が短いもの
【調理のコツ】
ほうれん草の鉄分を有効に摂取するには、酢やレモンをかけて食べるのがおすすめです。野菜に含まれる鉄は体内で吸収しにくいというデメリットがありますが、ビタミンCやクエン酸などと一緒に摂ることで吸収率をあげることができます。
3.赤い部分の正体とは?
お待たせしました!「ほうれん草の赤い部分の正体とは?」を解説します。
赤い部分の正体は、骨の形成を助けるマンガンやポリフェノールなどが豊富に含まれる栄養の塊!!
なので、問題なく食べることができます!おそらく赤い部分にはシュウ酸というアクの成分が含まれていることや汚れている場合が多いことから、捨ててしまう方も多いと思います。
しかし、根元に十字に切り込みを入れて汚れをしっかりと落とし、茹でて冷水にとればアクは抜けるので心配ありません。
ほうれん草の有効な栄養成分をしっかり摂るためにも赤い部分は捨てずに調理して食べましょう!
4.最後に
いかがだったでしょうか。
捨てがちなほうれん草の赤い部分には栄養がたっぷり含まれているので、捨てずに調理しましょう!
ぜひほうれん草を調理する際は参考にしてみてくださいね。