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イングランド代表スティーブ・ボーズウィック、エディージャパンどう見る?【ラグビーのサブスク】

向風見也ラグビーライター
(筆者撮影)

 ラグビー日本代表は6月22日、東京・国立競技場でイングランド代表と激突する。エディー・ジョーンズヘッドコーチが約9年ぶりに登板するなか、対する指揮官のスティーブ・ボーズウィックは何を思うか。18日、都内での共同取材で語った。

 イングランド代表はこの日、早くもメンバーを発表した。

 同国で主将の経験もあるボーズウィックは、日本語の通訳者と呼吸を合わせながらこのように述べた。

「ここ2~3 日の練習を見てメンバーを決めた。きょう午前中に選手たちに伝えた。そのタイミングでの発表です。セレクションには一貫性を持っています。(2~3月の)シックスネーションズでプレーしながら今回、来られなかった選手を省けば、一貫性を持ったセレクションになっていると思います」

 現職に就いたのは2023年。ワールドカップフランス大会の開催年だった。22年まではジョーンズがイングランド代表のヘッドコーチをしており、ボーズウィックはジョーンズ体制下でアシスタントコーチを務めたこともある。

 何よりボーズウィックは、現役を退いて間もなかった頃、ちょうどジョーンズが率いていた日本代表のコーチ陣へ入閣。日本代表とも、日本代表のボス縁が深い。

 共同取材では、その関係性に基づく質問も重なった。

いまのイングランド代表をどう見ているか、今回は日本代表の誰に注目しているか、ジョーンズのことをどう思っているか。様々に語った。

 以下、共同取材時の一問一答の一部(編集箇所あり)。 

——イングランド代表のいま。

「いまいる若い選手たちは、本当に自分たちのプレーに焦点を当てている。自分たちがコントロールできるところにフォーカスしている。それが我々コーチングチームにも影響がありました」

――日本代表戦の位置づけは。

「次のステップへ重要な位置づけです。若い人たちの育成にあたっています。合宿においても、選手たちの準備の仕方に感銘を受けております。来日後もものすごくハードにトレーニングをしている」

——日本代表の印象。

「才能にあふれたスキルフルな選手が集まっている。リーチ マイケルは経験豊富。ワーナー・ディアンズ、松田力也、シオサイア・フィフィタ(離脱)は身体能力が高い」

——対するジョーンズが何をしてくるか。気になりませんか。

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ラグビーライター

1982年、富山県生まれ。成城大学文芸学部芸術学科卒。2006年に独立し、おもにラグビーのリポートやコラムを「ラグビーマガジン」「ラグビーリパブリック」「FRIDAY DIGITAL」などに寄稿。ラグビー技術本の構成やトークイベントの企画・司会もおこなう。著書に『ジャパンのために 日本ラグビー9人の肖像』(論創社)『サンウルブズの挑戦 スーパーラグビー――闘う狼たちの記録』(双葉社)。共著に『ラグビー・エクスプレス イングランド経由日本行き』(双葉社)など。

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