【家庭菜園】お盆明けから育てられる野菜はこれ|8月中旬~9月に植える初心者・寒冷地OKの品目とは?
お盆を過ぎ秋に向かう時期、今から育てられる野菜ってあるんでしょうか。はい、意外にたくさんあります!暑さがおさまる夏の終わりスタートの家庭菜園は、初心者さんにもおすすめなんです。
今回は、8月中旬から9月に種まき(播種・はしゅ)できる野菜をご紹介します。夏野菜を片付けて秋野菜を植えたいと思っている方も参考にしてくださいね。
アブラナ科の葉物野菜は秋からが育てやすい
アブラナ科の野菜は青虫との戦いですが、秋は春から育てるより被害が少なく、虫が苦手な方にもおすすめです。アブラナ科の葉物野菜はたくさん品種があり栽培が簡単なものも多いですね。
特におすすめなのは、小松菜です。小松菜は味にクセがなく料理にも使いやすい野菜。暑さにも寒さにも強く、北海道などの寒地・寒冷地でも9月中旬まで種まきができます。
そのほか、水菜も9月中旬まで種まき可能(寒冷地)。青梗菜、タアサイや体菜は寒冷地なら8月25日頃までに種を蒔きましょう。寒冷地以外の地域なら9月末まで大丈夫です。
カブは様々な品種から選べる
同じくアブラナ科のカブは秋に育てるのに向いている野菜です。白カブ、赤カブ、黄色いカブ、紫が入るものなど様々な品種から選べますし、大きさも小カブから大カブまであります。
それぞれ食感の特徴などが種の袋の説明に書いていますので好みのものを選びましょう。漬物向き、煮物向き、サラダなど生で食べても美味しいものなどがあります。
カブは北海道なら8月25日ころまでには種を蒔きましょう。他の地域ではもっと遅くても大丈夫です。品種によっては10月に蒔けるものもあります。
リーフレタス
結球しないリーフレタスなら秋にも育てられます。寒冷地でも9月中旬までは種まき可能。
レタスは害虫の少ないキク科です。リーフレタスと一口に言っても様々な品種があり、色や葉の形が異なります。赤いサニーレタスやフリルレタス、半結球タイプのロメインレタス、焼き肉レタスとして知られるサンチュやサラダ菜などがあります。
各種レタスの種が数種類入った「ミックスレタス」を蒔いて、ベビーリーフで収穫するのもいいですね。
品種により播種適期の幅に多少の差がありますので、種の袋の説明をよく読んで選びましょう。
ブロッコリー、キャベツ、白菜は苗からがおすすめ
ブロッコリーやキャベツは秋冬野菜の代表ですが、生育期間が長めの作物であるため、お盆を過ぎてから種をまくのでは少し遅いです(暖地以外)。しっかりした苗を購入して定植しましょう。
白菜ならまだ種まきからで間に合うものもありそう。種の袋の説明を読んで播種時期を確認してください。
中級者は大根やほうれん草に挑戦しよう
大根は深く耕すひと手間が必要
大根も秋から育てると美味しい野菜のひとつです。ただし大根を大きく育てるためには、畑を深く耕しておく必要があります。少なくても30cm、育てたい品種によっては40から50cmの深さまで耕さなくてはいけないのでちょっと大変かも。
ただし15cmから20cm程度が標準サイズのミニ大根ならプランター栽培も可能です。
寒冷地では8月中旬に種をまきます。その他の地域ではもっと遅くても大丈夫です。
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ほうれん草は酸度調整が必要
寒さで甘くなるほうれん草も育ててみたいところ。しかしアカザ科であるほうれん草をうまく育てるには土壌を石灰で酸度調整することが必要なので、初心者だと難しく感じるかもしれません。
ほうれん草には葉のギザギザが大きく茎まで柔らかい日本ほうれん草タイプ、広い葉で肉厚の西洋ほうれん草タイプ、さらにアクが少なく生でも食べやすいサラダほうれん草などがあり、それぞれ品種も非常に多くあります。9月から10月に入っても播種できる品種がありますのでチェックしてください。
まとめ
お盆明けの8月中旬から9月に播種できる野菜はたくさんあります。この記事では初心者でも育てやすいものをピックアップしましたので、ぜひ秋の家庭菜園も楽しんでくださいね!
8月中旬から播種できる野菜のおすすめは・・・
・小松菜
・カブ
・リーフレタス
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