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大量のキュウリに困ったら漬物にしよう|長期保存可能な甘酸っぱくてシワシワでパリパリが美味しい作り方

racss食育インストラクター・調理師/菜園家
甘酸っぱくてパリパリのきゅうり漬け

キュウリの旬がまだまだ続いています。たくさんあって困るほどなら、ぜひ日持ちのする漬物にしましょう。甘酸っぱくて美味しい、キュウリの漬物の作り方をご紹介します。

家庭菜園で採れすぎのキュウリや、安くまとめ買いできたときに大量消費できて保存もききますよ。

パリパリ美味しいキュウリ漬けの作り方

家庭菜園で採れすぎキュウリの大量消費にもおすすめ
家庭菜園で採れすぎキュウリの大量消費にもおすすめ

塩をまぶして一晩水分を抜いてから、砂糖と酢で本漬けする作り方です。本漬け翌日から食べられます。そのまま冷蔵庫で漬けっぱなしで長期保存も可能な便利レシピ。

調味料の分量

<基本の分量>
下漬け:キュウリ500gに対し塩30g
本漬け:砂糖100gと酢45g

※キュウリは大きさにより重さがかなり変わりますので、漬ける前にかならず計ってください。
キュウリ500gは若採りの細いものなら5本くらいですが、夏の大きなキュウリは1本で150g以上あったりします(今回わたしが漬けたキュウリは10本で1.5kg以上ありました)。
重さに合わせて基本の分量を増やしてください。

下漬けする

キュウリに塩をまぶし、ビニール袋で一晩おきます。(大量の水が出ますので袋の穴あきにご注意)

次の朝、キュウリはクタッとなっている
次の朝、キュウリはクタッとなっている

キュウリの水分が抜けしなるようになっていればOKです。まだ固いようであれば袋の中の塩水がいきわたるようにキュウリの上下を入れ替えてあと数時間おきましょう。気温が高い時期は傷むのを防ぐため冷蔵庫内が安心です。

本漬けする

本漬け
本漬け

キュウリの下漬けが終わったら、出た水分を捨て、キュウリを新しい袋に入れ替えます(ジップ付き袋が便利)。キュウリは洗ったりせずそのまま入れてください。
そこへ分量の砂糖と酢を入れ、空気を抜いて漬けます。キュウリから更に水分がたくさん出てきゅうりはシワシワになっていきます。冷蔵庫で保管します。
次の日から食べられますが、3日後くらいからが美味しいです。漬け汁に全体が浸かった状態なら、冷蔵庫で3ヶ月以上保存ができます。

調味料の工夫でもっと美味しく

このキュウリのパリパリ漬けは、調味料を工夫するともっと美味しくなります。
砂糖をザラメにすると風味がよくなります。てんさい糖で漬ける人もいますよ。砂糖の分量がかなり多いですが、これは保存のためもありますのでできるだけ減らさないようにしてください。
鷹の爪やゆずの皮を少々加えても。

漬け汁は続けて利用できます。同じ袋に新しい下漬け後のキュウリを足してどんどん漬けることが可能。ただし次第に水分で薄まりますので適宜砂糖と酢を足してください。

まとめ

ときに採れすぎて困る家庭菜園のキュウリ。おすそわけをドサッと頂いて困ることもあるかもしれません。そんなときは漬物にして保存し、秋まで美味しくいただきましょう!

その他のキュウリの漬物レシピを著者のブログで紹介しています。合わせてご覧くださいね▼▼▼
「きゅうりがたくさん採れたら作りたい大好きな漬物3種レシピ」

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食育インストラクター・調理師/菜園家

学生時代~ハンドメイド作家時代に癒やされる観葉植物の室内栽培にはまったのち、屋外の家庭菜園に魅了され早15年。宿根草とハーブや野菜、野草、山菜系野菜や小果樹を庭で栽培しています。自然を楽しみながら育て、味わい尽くす方法を、調理師・食育インストラクター(2級)の目線から発信していきます。 北海道での家庭菜園の様子はInstagramと公式サイト「racssblog」にて公開中。

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