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来年の大河ドラマの予習に!マステ(とコピー)で「あさきゆめみし」の人物図をいつでも参照可能にしよう!

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 来年の大河ドラマ「光る君へ」
 主人公の紫式部が書いたのが世界最古の文学「源氏物語」です。
 来年にむけて、「源氏物語」もぜひとも予習しておきたいところです。

 そのために、うってつけとも言えるのが漫画『あさきゆめみし』です。
 先日手に取ったのは、講談社の新装版でした。
 大和和紀の手になるこの漫画は、源氏物語の入門として、昔からよく知られていました。古文の知識の勉強にもなるという評判もあります。実際に、学習のために読んだ方も数多くいらっしゃると思います。

 ですが、所見だととっつきにくいのも事実です。そこで、人物図と相関図を読みながら参照できるようにしましょう。

 以下に説明しますね。

まず人物図相関図をコピー

「あさきゆめみし」の主要な登場人物一覧。巻頭にある。コピー。
「あさきゆめみし」の主要な登場人物一覧。巻頭にある。コピー。

系図。やはり巻頭にある。等倍にコピーしたもの。
系図。やはり巻頭にある。等倍にコピーしたもの。

 まず『あさきゆめみし』新装版1巻の巻頭にある人物図と相関図を確認します。
 そしてこれをコピーします。サイズは等倍とします。

 コピーは家庭のプリンターのコピー機能でも、コンビニのコピー機でもいいでしょう。 コピーできたら、今度は新装版のサイズに合わせてカットします。こんな感じですね。

マステを使って貼り付ける

人物図のコピーをマステで貼り付けたところ
人物図のコピーをマステで貼り付けたところ

 カットできたら、マステを使って本の内扉あたりに貼ります。
 コピーの左端を本の右ページにマステで貼り付けます。
 このときの注意としては、本を閉じたときにはみ出ないようにすることです。
 二つ折りか、三つ折りがいいでしょう。

 巻末にも同様に、今度は相関図を貼り付けます。

図を参照しながら物語を読む

 ここまでできたら本編を読みましょう。

 そして、人物の名前が分からなくなったら、貼り付けた相関図や人物図を参照します。 無理におぼえようとせず、わからなくなったら見る。

 登場人物が多く、複雑な物語は、無理におぼえようとしなくても大丈夫です。
それよりはこういうやり方で心理的なハードルを低くして楽しむのが良いのです。 

 私もこれから『あさきゆめみし』を読もうと思います。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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