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【脳卒中になるとどうなる?】-脳卒中の種類・原因・予防法を分かりやすく解説!-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「脳卒中とはどんな病気なのか?

どんな症状が現れるのか?解説していきます。

脳卒中(のうそっちゅう)ってなに?

脳卒中は、脳の血管が詰まったり、

破れてしまうことで起きる疾患の総称です。

前回の【認知症】の記事で書きましたが、

脳卒中は"認知症の原因"の1つとなります。

認知症の記事はこちら

(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)

そして、脳卒中は、

脳梗塞・脳出血・くも膜下出血に分けられます。

脳梗塞は「血管が詰まるタイプ」で、脳出血

とくも膜下出血は「血管が破れるタイプ」です。

それぞれ分けて解説していきます。

①脳梗塞(のうこうそく)

脳梗塞は、脳の血管が詰まることで、

栄養や酸素を届けることができず、

脳細胞が壊死してしまう疾患です。

アテローム血栓性脳梗塞・心原性脳塞栓症・

ラクナ梗塞の3種類が分けることができます。

今回は、このなかで一番代表的である、

アテローム血栓性脳梗塞を解説します。

アテローム血栓性脳梗塞とは?

動脈硬化が持続すると、血管内にコブの

ようなものできてしまうことがあります。

これを「プラーク」といいます。

さらに、プラークが壊れて

そこに血栓が形成されることで、

血管が詰まってしまい起こるのが、

アテローム血栓性脳梗塞」です。

安静時(睡眠中・起床時など)に発症する

ことが多く、片麻痺・失語・構音障害・

意識障害などの症状が起こることがあります。

また、アテローム血栓性脳梗塞を発症する

20〜30%に"TIA "という前兆症状がみられます。

TIAは「一過性脳虚血発作」ともいい、

脱力や片麻痺・しびれなどが起こるが、

数分〜数十分ほど経つと正常に戻るという症状。

これは、脳梗塞のサインともいえるので、

似た症状がある場合、早めに検査をしましょう。

②脳出血(のうしゅっけつ)

脳出血は、脳の血管が破れて、

脳内で出血を起こした状態です。

"症状や重症度は、出血部位によって異なります"

例えば「橋出血」では、重症度が高く

四肢(手足)麻痺・突然の意識障害・除脳硬直

・呼吸障害などが起こることがあります。

また「小脳出血」では突然の激しい後頭部痛・

めまい・嘔吐・歩行困難などの症状が現れます。

その他にも被殻出血・皮質下出血・視床出血

などがあり、それぞれの症状に特徴があります。

③くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)

くも膜下出血は、主に脳表面の血管が破綻し

くも膜下腔(脳の周り)に出血が生じた状態。

突然、バットで殴られたような」という

突然の激しい頭痛に加え、意識低下・嘔吐

・強い悪心などの症状を伴うこともあります。

しかし頭痛は"激しくない"こともあるので、

「"突然の頭痛"かどうか?」がポイントです。

そして、一番多い原因が「脳動脈瘤」です。

「脳動脈瘤」は、脳の血管が膨らんで、

コブのような形になっているものを指し、

これが破裂することでくも膜下出血が起こります.

脳卒中を予防するには?

脳卒中は、加齢によりリスクが高くなりますが、

そのなかで「高血圧は最大の危険因子で、

血圧が高いほど、脳卒中が起こりやすいです

また、その他に糖尿病・脂質異常症なども

脳卒中の危険因子になるので、生活習慣を

整えることと、定期的な健康診断が大切です。

では、今回はここまでです。

参考になれば幸いです。

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【参考文献】
1)日本脳卒中学会,脳卒中ガイドライン[追補2019]委員会(編集)「脳卒中治療ガイドラインガイドライン2015(追補2019)」
2)医学情報科学研究所(2012):「病気がみえるvol.7,脳・神経」第1版,メデュックメディア
3)石浦章一(監修)(2016):「脳・神経系のしくみ」株式会社マイナビ出版
4)古和久典,中島健二(2017):「高齢者の脳出血の現状」日本老年医学会雑誌

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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)

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