それ「子宮筋腫」のサインかも!-"子宮筋腫"ができるとどうなる?-原因・症状を分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「子宮筋腫」の原因や症状を解説してきます。
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子宮の構造と役割
「子宮」は女性の下腹部にある、受精卵を発育させる器官で、大きく「子宮体部」と「子宮頸部」に分けられます。
子宮の壁(子宮壁)は、内側から「子宮内膜」→「子宮筋層」→「子宮漿膜」という構造になっています。
ちなみに子宮内膜は、"生理周期"によって厚くなったり、一部は剥がれ落ちるところでもあります。
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子宮筋腫とは?
「子宮筋腫」とは、子宮筋層に発生する良性腫瘍(※)で、約95%が子宮体部から、約5%が子宮頸部から発生します。
発生部位により①粘膜下筋腫(5〜10%)・②筋層内筋腫(70%)・③漿膜下筋腫(10〜20%)の3つに分類できます。
※良性腫瘍…発育速度が遅く、違う場所に広がること(転移)もなく、生命に重大な影響を及ぼすことのない腫瘍.
また、なかには「多発性」といって、上記の3つのうち複数種が合併することもあります。
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子宮筋腫の原因とは?
子宮筋腫が発生する原因は、未だはっきりとはしていません。
しかしエストロゲン(女性ホルモン)が発生・増大に関与しているといわれていて「エストロゲン依存性疾患」とよばれます。
また、エストロゲン(女性ホルモン)依存性のため、30〜40歳代の女性に好発し、閉経後は子宮筋腫の発生も激減します。
閉経後もなお増大する場合は、悪性の可能性もあるので注意です。
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子宮筋腫の症状とは?
子宮筋腫の多くは無症状です。
症状がある場合には、過多月経・月経痛・不妊・不正出血・貧血・腹部の圧迫感などがありますが、子宮筋腫の特徴によっても異なるところはあります。
また、子宮筋腫が大きい場合、膀胱を圧迫して「排尿障害」、直腸を圧迫して「便秘」、腰の神経を圧迫して「腰痛」などが起こることもあります。
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最後に
子宮筋腫の症状であげた月経痛、不正出血などは、子宮の他の病気(子宮がんや子宮内膜症など)でも起こることはあります。
そして、その症状が必ずしも病気が原因であるとも限らなかったり、無症状の場合は経過観察なこともあるので、不安がある方は一度医療機関での検査をおすすめします。
では、今回はここまでです。
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おがちゃん先生について
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