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台風接近でまた水の在庫がなくなるかも?「巨大地震注意」の時になんとかして水を買った話

いわもととしたつキャンプクリエイター/アウトドアライター
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本州の広い範囲に影響を及ぼしそうな「台風10号(サンサン)」。接近してくるにつれテレビなどでも警戒を呼び掛ける様になってきており、皆さんの防災意識が一段と高まっている様子が伺えます。

防災意識と言えば、先日呼びかけが終了した、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」。発出されてからじわじわと水の在庫がなくなっていき、最終的には店頭でもなくなっていたのは記憶に新しいですね。

筆者もキャンプをする関係で水をローリングストックしていますが、ちょうど切替の谷間にあったのがこの8月。妻と二人で情報を集め、何とか水を買ったので、皆さんの参考になればと思いここに残します。

注意が出てすぐAmazonで注文→発送遅延

PHOTO by 写真AC
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巨大地震注意が出て最初に動いたのがAmazonでの注文。注意情報が出てすぐはサーバーも安定しており、特に不自由なく購入する事が出来ました。その後、お安めの水からどんどんなくなっていき、最終的にはほとんど売り切れという状態に。

「買えたね~」と言っていたのもつかのま、発送遅延の連絡があり、あえなく撃沈。結局実店舗で購入する方向で動き始めました。

スーパー&ホームセンターは翌日に在庫切れ

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備蓄用の水を購入しようと思うと、スーパー、ホームセンター、ドラッグストアなどが定番ですね。注意情報が出た翌日には在庫切れとなっている店もありました。

ちなみに、注意情報が出て最初の土日は缶詰やレトルトカレーも品薄になっており、かなり世紀末感が出ていましたね…。

ちなみに、我が家はキャンプ道具がそのまま防災用品として使用できるようにまとめてあるので、お米と水があればご飯が炊けるし、簡単なものであれば火で調理も可能です。防災とキャンプは相性が良いので、キャンプはじめようかな...と迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

意外に残っていたのが大きめの酒店

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まあ在庫が無いなら仕方ないという事で、キャンプで使っているウォータータンクに水を溜めて1日ごとに交換する作戦にでた我が家。そんな中でたまたま行ったチェーンの大型酒店にはまだお水の在庫がありました。

水を買おう!と思っていくところではないので、盲点でしたね。お酒を買いに行ったのが功を奏して、無事購入する事が出来ました。ちなみに、Amazonの水は注意情報が終わる事に届きました。

赤ちゃんがいるご家庭はベビー用品の量販店へ

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我が家には生後2か月の赤ちゃんがいるので、備蓄用の水の他にもミルク用の水も用意する必要がありました。その関係でベビー用品店にも頻繁に足を運ぶのですが、赤ちゃんでも安心して使えるような水は割と残っていたと記憶しています。

赤ちゃんや幼児がいるご家庭では備蓄する内容も一般的なものに加えて配慮する必要がありますので、忘れずチェックしておきましょう。

備える必要はありますが、冷静な判断を心掛けて

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水は在庫切れになっていましたが、最後までしっかり在庫が残っていたのがペットボトルのお茶でした。お茶は水に比べて賞味期限が短い事から防災には向いていないと思われがちですが、期限が近くなったら使って買い足す「ローリングストック」を心掛ける事で十分防災に使えます。また、緑茶などはカテキンが入っているので殺菌効果も期待できます。

備えると一言にいってもスタイルによってさまざまですので、冷静に考えて必要な分を購入したい所。また、大切なのは災害が近づいたら備えるのではなく、常日頃から備えておくというのは皆様ご存じの通りです。色々と忙しい日常でつい後回しになってしまいがちですが、これを機に見直してみてはいかがでしょうか。

キャンプクリエイター/アウトドアライター

『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、子どもはもちろん大人の環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。実体験を通したキャンプの知識や雑学、マニアならではの考察についてお届けしていきます。

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