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散歩しながら採れる美味しい山菜アケビの芽で見た目も楽しく美味しい鳥の巣を作ってみた

健啖隊ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

アケビと言えば秋に実る紫色の果実を思い浮かべますが、春の新芽も日本各地で美味しい山菜として利用されています。

今回はそんなアケビの新芽を使って作る見た目も楽しく美味しい鳥の巣型の料理を紹介します。

アケビのミニ知識

アケビはつる性の落葉低木です。

日本では北海道を除く、本州・四国・九州に分布しており山地から市街地までいたる所で見ることが出来ます。

特に市街地ではフェンスに絡み付いたり植栽を覆い尽くしたりと厄介なつる性植物の扱いを受けています。

市街地のアケビは厄介者
市街地のアケビは厄介者

良く目にするアケビには小葉が5枚1組で小葉の周囲に鋸歯が無いアケビと、小葉が3枚1組で小葉の周囲に鋸歯があるミツバアケビの2種類があります。

どちらもツルは左巻きで他の物に絡みつくのだそうです。

良く目にするアケビはアケビとミツバアケビの2種類
良く目にするアケビはアケビとミツバアケビの2種類

市街地ではミツバアケビが多い傾向にあります。

春の芽吹きの時期なら至る所でアケビの新芽を見ることが出来ます。

これらを散歩しながら採り集めれば美味しい山菜料理が作れます。

散歩しながら採れるアケビの新芽
散歩しながら採れるアケビの新芽

採取する時のコツ

アケビの新芽はアクが強く素手で採るとアクで指先が真っ黒になってしまいます。

植物のアクは皮膚に染み込んで染色するため、一度黒くなった皮膚は洗っても中々元には戻りません。

採取の時には手袋をするのが良いでしょう。

手袋とビニル袋を用意する
手袋とビニル袋を用意する

山菜として利用できるアケビの新芽は先端の柔らかな部分です。

この先端の柔らかい部分だけを採る簡単な方法があります。

アケビの新芽の根元付近を指で摘んだら、ツルを曲げるようにしてそのまま先端方向に指を滑らせます。

すると指がツルの柔らかな部分まで来るとツルはポキンと折れます。

折れた部分から先のツルは全体が柔らかで食べるには最適な部分です。

新芽の柔らかな部分だけを採るコツ
新芽の柔らかな部分だけを採るコツ

30分程度の散歩でもそれなりの量を採ることが出来ます。

アケビは繁殖力が旺盛で芽を採っても数日後にはまた直ぐに新しい芽を伸ばしますので、同じ場所で数回の採取が出来ます。

30分の散歩の最中にこれだけ採れた
30分の散歩の最中にこれだけ採れた

料理の方法

持ち帰ったアケビの芽は軽く水洗いします。

軽く水洗い
軽く水洗い

アケビの芽を沸騰した湯に入れてから、湯が再沸騰したら45秒〜1分後に取り出します。

茹で過ぎるとシャキシャキした食感が失われてしまいますので、茹で過ぎには注意します。

茹で過ぎはシャキシャキした食感が失われるので要注意
茹で過ぎはシャキシャキした食感が失われるので要注意

熱湯から取り出したら直ぐに水にさらしてアク抜きをします。

アク抜き時間は、苦味を少しだけ残したい場合には約1時間、完全に苦味を取り除きたい場合には約3時間を目安にします。

実際のアク抜き時間は、アク抜き中に試しに1本食べてみて、アク抜きを終了するか、更に続けるかを決めるのが良いでしょう。

流水に晒してアクを抜く
流水に晒してアクを抜く

アク抜きが終われば食べることが出来ます。

アク抜きが終われば食べる事ができる
アク抜きが終われば食べる事ができる

上の写真で示したような盛りつけ方の他に、適当な長さに刻んでから醤油を掛けただけでも山菜本来の味わいが楽しめて美味しいです。

包丁で細かく叩くと粘りが出て美味しくまた食べやすくなります。

醤油ベースで甘辛く煮付けても良いでしょう。

お酒のおつまみには勿論、ご飯のおかずとしても最高です。

美味しい鳥の巣の出来上がり
美味しい鳥の巣の出来上がり

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ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

「身近な場所でアウトドア・レジャーを満喫」が健啖隊のメインテーマ。ここでは様々なアウトドアシーンで知っていると役に立つ知識や情報を紹介します。特に魚釣りと釣った魚の調理・山野草・キノコは得意分野です。健啖隊の動画チャンネルでは釣ったブラックバスを料理して食べる動画はギネス級にたくさん公開しています。紹介した料理の数も一般的なソテーやフライから刺身やクサヤ干物まで汎ゆる料理を網羅しています。一度、健啖隊の動画チャンネルをご覧になれば必ずやビックリすると思います。尚、ブラックバスをどう捌けば美味しく食べられるかの要点は健啖隊が実践して見出した方法がウィキペディアでも掲載される程に認知されています。

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