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車中泊やテント泊で安眠するために知っておきたい知識【安眠するには寝る場所の平坦性と傾斜がとても大切】

健啖隊ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

皆さん!! アウトドア・レジャーが楽しい季節がやって来ましたね!!

そこで今回は、私の長年の単独テント泊登山や車中泊釣行での経験で身につけた車中泊やテント泊で安眠するためのコツと言いますか、知識と言いますか、そんなものを紹介してみたいと思います。

ところで、今回紹介する内容は豪華なキャンピングカーやマハラジャみたいなテントで行うキャンプでの話ではありません。比較的簡易な、、、と言いますか、めちゃくちゃ簡易でチープな車中泊やテント泊で安眠する為のコツや知識、工夫です。予定外の突然の車中泊、なんて時にもきっと役立つ知識や情報だと思います。

■まずは安眠についての基礎知識

基礎知識とか書きましたが誰でも知ってる常識の範疇での知識です。寝る時は平坦で傾斜していない場所で寝ましょう。そうすれば安眠できるでしょう。これ、当たり前ですねw

テント泊なら平らな場所を選んでテントを張れば良いのですが、車中泊の場合、特に小型の乗用車での車中泊となるとこの平坦な寝場所を車内に確保するのが大変ですよね。今回は軽自動車や小型の普通車などでの車中泊を例に話を進めていきます。

■車中泊での安眠と車内に平坦な寝場所を確保するコツ

車内に人ひとりが横になれる平坦なスペースを確保するのは車種によってはかなり難しい事も多いですね。後部座席が荷物室になる車だと後部は完全に平坦に出来ますが、後部だけで人ひとりが横になれるスペースが有るかどうかが問題です。軽自動車や小型の普通車などだと無理な車種も多いです。そんな時は前部座席を倒して平らにして使うしか方法はありませんが、前部座席は倒しても完全に平坦にならない場合が多いと思います。例えば下のイラストみたいな座席の乗用車を例に取れば・・。

前後の座席を倒して平坦にしても下のイラスト程度でしょうか?

車の座席は人体の曲線に合わせたエルゴノミックデザインを取り入れているが故に背もたれを倒しても完全な平坦にはなりません。この状態で寝るとどうなるか?

仰向けに寝た場合、上のイラストのようにお腹が少し反り上がる形になります。この体勢では安眠は出来ません。横向きで寝ても胸から腰にかけての体の中心部分にストレスが掛かりますので安眠には程遠い眠りになる事でしょう。

こんな時に直ぐに思い付く事は、平坦にする為に板などを敷けば良いのですよね。

なぁ〜んだ。至って簡単に解決しましたね。車中泊が予想される人はマイカーに適当な板を積んでおきましょうね。

実は安眠するためにはこの寝場所の平坦性の他にもう1点大切な事があるのです。それは傾斜です。

■寝場所の傾斜は安眠に影響する重要なファクター

頭の方が下がった傾斜では安眠できません。下のイラストは分かりやすいようにかなり極端に描かれていますが、こんな極端な傾斜ではなく見た目には分からない程の極わずかな傾斜でも頭下がりの傾斜は安眠できません。

例えば車は平坦な場所に停めていてもエンジンが前に付いている車だと前が重いので極若干前下がりの傾斜になります。後ろに重い荷物を積んでいる場合には極若干後ろ下がりの傾斜になるかも知れません。

どちら下がりになっているかは実際に仰向けに寝てみればホンの数秒で直ぐに分かります。寝た時に違和感を感じたら頭が下がった傾斜になっている証拠です。ちなみに頭が上がる方向の傾斜は極端でない限り安眠にそれほど影響を及ぼしません。

この傾斜はテント泊でも同じです。実際に寝てみて違和感を感じない方向で寝るのが車中泊やテント泊で安眠するためのコツです。

■私の車での工夫を紹介します

私の車での工夫を紹介するのは良いのですが写真を出すのは若干と言うか・・かなり気が引けます。何故なら私の車はとてもヒデェからです。酷いのではありません。ヒデェんですw どこがヒデェかは言わずもがな。写真を見れば分かります。

では私の工夫ですが。後部の座席は常時畳んで釣具や車中泊での調理器具などの荷物置き場として使っていますが、ここに秘密の絨毯を常時積んでいます。

軽自動車の横幅にピッタリ収まる秘密の絨毯。キッチンなどの足元マット用に売られている絨毯ですね。

ただ置いてあるだけなので簡単に取り出せる。これこそが車中泊の安眠に絶大なる効果を発揮する秘密の絨毯だ。

裏側にはホームセンターの園芸や農具コーナーで売っている畦板(あぜいた)なるプラスチック製の波板が貼ってあります。この畦板、土木用の材料だけあって軽量だけどかなり頑丈な物です。

波板なので隙間にはテント泊の時に使うウレタンフォームの銀マットを切って接着する事で貼った絨毯が平坦になるようにしています。

私の軽自動車は後部座席は荷物室として完全に平坦に仕舞う事が出来ますが、前部の座席(写真では助手席)は完全に平坦にはなりません。

背もたれを後ろ側に完全に倒してもかなりの凸凹状態になります。逆に背もたれを前側に目一杯倒してみます。

こうすると助手席の背もたれ後部にかなりの空間が空きますが、助手席背もたれの背面と後部座席を畳んだ荷物室の床面とは良い感じで平坦性があります。そこでこの穴を埋める、と言うか、橋渡す為に秘密の絨毯を置きます。

これで人ひとりが横になれる平坦なスペースが確保できました。助手席側のドアから見るとこんな感じです。

最大長185cmありますのでまぁまぁの就寝スペースが確保できています。

これでヒデェ軽自動車も快適な車中泊仕様の軽自動車になりました。と思うのですがどうでしょう?

最後までご覧頂きありがとうございます!!

ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

「身近な場所でアウトドア・レジャーを満喫」が健啖隊のメインテーマ。ここでは様々なアウトドアシーンで知っていると役に立つ知識や情報を紹介します。特に魚釣りと釣った魚の調理・山野草・キノコは得意分野です。健啖隊の動画チャンネルでは釣ったブラックバスを料理して食べる動画はギネス級にたくさん公開しています。紹介した料理の数も一般的なソテーやフライから刺身やクサヤ干物まで汎ゆる料理を網羅しています。一度、健啖隊の動画チャンネルをご覧になれば必ずやビックリすると思います。尚、ブラックバスをどう捌けば美味しく食べられるかの要点は健啖隊が実践して見出した方法がウィキペディアでも掲載される程に認知されています。

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