あなたは反り腰?寝ながら手軽に「反り腰」改善トレーニング
「わたし、反り腰なんです…。」というお声を聞いたりしますが、反り腰ってどういう状態か知っていますか?
ちなみに、わたしも立派な反り腰です!
以前は気にもしていなかったのですが、さまざまなデメリットを知り、いま必死で改善をしているところです。
こちらの記事では、反り腰の状態や原因をお伝えした上で、改善できるトレーニングをご紹介していきます。
反り腰とは、どんな状態のこと?
「反り腰」とは、言葉の通り腰が反った状態のことを言います。
こちらのイラストを見てください。
反り腰は左のイラストの状態を指します。よくよく見てみると、「骨盤」が前に傾いている状態です。
そうです! 反り腰とは、骨盤の傾きが原因で起こっています。
余談ですが、骨盤が後ろに傾くと腰が丸くなってしまいます。どちらも骨盤の傾きなので、骨盤を正常な位置に戻した方が良いです。
反り腰の原因とデメリット
反り腰は、姿勢を保つための筋力が低下することで起こってしまいます。例えばお腹の筋力が弱くなってしまい腰が反ってしまうというように、腹筋と腰部の筋力のバランスが崩れてしまうことも原因の一つです。
冒頭でも書いた通り、反り腰のまま放置しているとあらゆるデメリットが生じてきます。
どんなデメリットが生じるかご説明します。
反り腰改善トレーニング
デメリットを知ったら、反り腰を改善したいと思いますよね。一緒に改善していきましょう!
反り腰の原因は、骨盤の前傾だと書きました。
こちらを意識しながら、骨盤を正しい位置へと戻していきましょう。
①まずはウォーミングアップから始めます。両ひざを立てて、仰向けに寝ます。
両手の甲を骨盤の下(腰より少し下の骨の部分)に敷きましょう。
②反り腰の人は、①の状態で腰が反って浮いてしまうので、手の甲を潰すイメージで腰を床に下ろしていきましょう。お腹に力が入っている感じがあればオッケーです!
このまま30秒ほどキープをします。
③手の甲を外し、両脚を伸ばします。右ひざを曲げて、両手で右脚を引き寄せていきましょう。反り腰改善のためには、太ももをお腹にグッと引き寄せることが大事です。そうすることで、腰の反りが緩和されお腹の力も使うことができます。
④余裕がある方は、右かかとを床から浮かせてみましょう。さらにお腹の力が育てることができます。このときに、腰が反らないように気をつけましょう。腰が浮いてしまう方は、③のまま30秒ほどキープをしてください。
⑤反対側も同様に行ってください。
反り腰改善ポイント
・腰を床に近づける練習を何回もする
・同時に腹筋も鍛えていく
・腰に違和感を感じる場合は、腰が反ってしまっている可能性を考える
・骨盤は後ろに傾けるイメージで行ってみる