【MLB英会話】トラウト、大谷の「back-to-back」ホームランってどんな意味?
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。メジャーリーグ中継を見ていると、「back-to-back」という表現が時々出てきます。「back-to-back」は「背中合わせの、背中合わせに」という意味もありますが、メジャーリーグではどんな意味で使われるでしょうか。
「back-to-back」の意味
それではまず、下記表現を見てみましょう。
Mike Trout and Shohei Ohtani hit back-to-back home runs!
レイズ戦に3番DH(Designated Hitter:指名打者)で出場したエンゼルスの大谷翔平選手ですが、2番のマイク・トラウト選手のホームランに続き、ホームランを打ちました。「back-to-back」は「連続の、連続して」、「back-to-back home runs」で「連続ホームラン」という意味になります。つまりこの文は「マイク・トラウトと大谷翔平が連続ホームランを打った」ということになりますね。「hit」は現在形も過去形も形は同じで、この文は過去を表しています。
この「back-to-back」ですが、3回連続の場合は「back-to-back-to-back」、4回連続の場合は「back-to-back-to-back-to-back」と、「-to-back」が後ろに追加されていきます。例えば、下記のように書くことができます。
Randy Bass, Masayuki Kakefu, and Akinobu Okada hit back-to-back-to-back home runs.
かなり昔の話ですが今でも語り継がれる話です。阪神の「ランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布が3者連続ホームランを打った」という意味になります。
大谷選手は次の打席もホームランを打ちました。これを「back-to-back」を使って表すと以下のようになります。
Shohei Ohtani hit home runs in back-to-back at-bats.
「at-bat」は「打席」という意味です。「back-to-back at-bats」で「連続の打席」、この文は「大谷翔平が2打席連続ホームランを打った」ということになりますね。
そのホームランは何と満塁ホームランでした。
Shohei Ohtani hit a grand slam.
「満塁ホームラン」は英語で「grand slam、 grand slam home run」になります。
最後に、大谷選手がトラウト選手に続いてホームランを打った時のアナウンサーの実況です。
「彼(大谷)は相棒のマイク・トラウトと連続(ホームラン)なのか?そうだ!そしてこれがここビッグエー(エンゼル・スタジアムの愛称)での今年最初のホームランだ!パーティーに行こう!」
まとめ
いかがでしたでしょうか? 「back-to-back」は下記のような状況でも使えます。
I'm tired because I had back-to-back meetings this afternoon.
今日の午後会議が連続であったから疲れた。
連続した何かがあれば是非使ってみてください!
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