【MLB英会話】マドン監督が大谷選手について言った「otherworldly」ってどんな意味?
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日はメジャーリーグを見ていて気になった表現、「otherworldly」の意味をご紹介します。
「otherworldly」の意味
5月6日にエンゼルスの大谷翔平選手が、レッドソックス戦に先発出場し、7回無失点、11奪三振で今季3勝目を挙げました。さらにバッターとしては4打数2安打1打点と、大活躍をしました。レッドソックスの本拠地フェンウェイパークで二刀流選手が試合に出たのは、1919年のベーブ・ルース以来とのことです。
その活躍を受け、エンゼルスのジョー・マドン監督は試合後、以下のように語っています。
1行目では「それをありふれたもののように、当たり前のこととして考えるようにはなりたくないです」と言っています。「take ~ for granted」は「~を当たり前のことと考える」という意味で、ジョー・マドン監督の発言中の「that」は、大谷選手が二刀流で活躍することを指していますね。「old hat」は「古い帽子」という意味でも使えますが、その場合は「old hat」の前に冠詞の「an」が必要です。ここでは形容詞的な働きをしていて、「平凡で、ありふれた」という意味で使われています。
そして、2行目で「それはごくまれなことなんです」、3行目で「それは別世界のものです」と言っています。「unusual」は形容詞で「まれな、普通でない」を意味し、「otherworldly」は形容詞で「別世界の、空想の、あの世の」という意味になります。「other」と「world」がくっついているので、意味は想像しやすかったかもしれません。「ly」がついているものは副詞が多いですが、この単語は形容詞として使われていますね。
そして、ジョー・マドン監督は、見ている人たちに向けても次のように言いました。
「私はただ、皆さんが見ているものがいかにまれなことであるかを理解してもらいたいです。そして、決してそれを当たり前だと思わないでほしいですね。」
まとめ
いかがでしたでしょうか? 短い英文の中にもいろいろ勉強になるものが含まれていました。また気になる表現があれば、ご紹介したいと思います。
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