2022年を見据えた川島、吉田、大迫、長友と森保監督の戦い(?)が面白い
先日発表された日本代表の新メンバーを眺めたとき、気になる存在として挙げたくなるのは次の4人だ。
川島永嗣(ストラスブール)、吉田麻也(サウサンプトン)、大迫勇也(ブレーメン)、長友佑都(ガラタサライ)。
サッカーをするのに年齢は関係ない。これは事実。選手の寿命も年々延びる一方だ。しかし代表チームは、4年に1度のW杯を節目に動いていているので、ベテラン選手には、次回のW杯までやれそうなのかどうか、現状とは別の視点を向けられることになる。年齢はそうしたときのひとつの物差しになる。
節目は30歳という年齢だ。それを超えるほど危険値は高まっていく。選手の寿命は延びているので、30歳を過ぎたばかりの選手に、急な落ち込みは見られにくいが、32、33となるとだいぶ怪しくなる。
35でもなお大丈夫そうな選手は、確率的にチームに1人いるかどうかだ。そのあたりが代表級の選手のおおよその限界値になる。
そうした中で少し別次元にいるのはGKだ。フィールドプレーヤーの30歳は、GKに置き換えると33、34に見える。現在36歳の川島永嗣はどうなのか。3年後のカタールW杯開催時は39歳。一般論で言えば限界値に近い年齢を迎えている選手を、森保監督はいまあえて選出している。
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