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【札幌市豊平区】7月オープンの米と糀の専門店。糀を手作りし、糀で提案、提供するお米屋さんです。

いろは地域情報発信ライター(札幌市担当)

いろはです。この度も記事をお読みいただきありがとうございます。

昨日、札幌では北海道マラソンが行われました。いろは沿道で応援してきました。初めて間近で応援しましたが、真剣なまなざしとパワーに圧倒されました。

影響を受けたのか、芸術の秋!マラソン選手のように、何か打ち込めるものを見つけて始めたいと少し思いました。見つかるかな?

そして、芸術の秋とは言いますが、食欲の秋でもあります。そろそろ新米の季節ですよ。

今回ご紹介の「こめしん」西岡店

2022年4月に札幌市白石区の北郷店をご紹介しましたが、その2号店となります。
2022年4月に札幌市白石区の北郷店をご紹介しましたが、その2号店となります。

パワーアップした西岡店では、糀とお米の専門店となり、店内で手作りしている糀を使った総菜(唐揚げ)やおにぎりの具材(唐揚げ、紅鮭)こうじ水の試飲(下記写真のレモンが入った水)、あま酒、手作り米こうじ(下記の写真の中央の棚に乗っているパック)、糀のグラノーラなどの商品も販売して、糀の用途の提案や提供をしています。糀で作られた甘酒はのむ点滴と言われるくらいなので、糀はものすごいパワーを秘めているのですね。

みなさん興味津々で、こうじ水を試飲されていました。試飲は人気があるので早々に売切れてしまいます。
みなさん興味津々で、こうじ水を試飲されていました。試飲は人気があるので早々に売切れてしまいます。

不定期ですが、店内で米を蒸して、糀を手作りしているそうです。米こうじパックはこの時点で残り2袋のみ、1週間後に訪れた時には売切れていました。

そのため、今回は糀を店内で作るということで、その工程を見せていただくことになりました。約30分ほどの店内での工程でしたが、仕込む温度とタイミングがポイントらしく、てきぱきとスタッフの抜群なチームワークの手さばきを撮影させていただきました。

店内での糀の手作りの様子

店内で蒸した米をある程度冷まします。ほぐしながら、お米を底から返したり、全体的にばらしたりと3人掛かりで冷ましていきます。これが大変な作業のようで、なかなか冷めないので熱いようでした。

基準の温度になったら、糀菌を全体に掛けていきます。見ていると菌は白くてさらさらしていました。この後、また先ほどのように糀菌を均一に行き渡らせるためにお米をひっくり返して混ぜていきます。蒸したお米は重たそうです。

温度も規定値になり、糀菌が均一に混ざると、袋にまとめて機械にセットします。ここで湿度と温度を調節しながら発酵させていきます。

後日、出来上がったばかりの糀を袋詰めしているところを撮影させていただきました。この後、販売されるそうです。

出来たての糀です。菌菌は国菌です。そして、漢字の麹と糀、どちらも『こうじ』と読みますが、糀という字は「国字」で日本特有の文字なんです。
出来たての糀です。菌菌は国菌です。そして、漢字の麹と糀、どちらも『こうじ』と読みますが、糀という字は「国字」で日本特有の文字なんです。

この糀は、店内で販売もしていますが、総菜用の唐揚げとおにぎりの具材の唐揚げと紅鮭に使用しているとのことです。これは西岡店限定のおにぎりの具材です。

醤油糀で仕込んだ唐揚げは味がよく染みて肉が軟らかく、ふっくらしています。唐揚げは大人気のため、早いときにはお昼ぐらいには売切れてしまうそうです。いろはは午後に取材に伺っていたので、何度も売り切れでした。そのため、取材前日に電話で予約してやっと購入することが出来ました。

このセットは最強だと思います。お味噌汁は結構たっぷりな量でした。
このセットは最強だと思います。お味噌汁は結構たっぷりな量でした。

今回のテイクアウトは、おにぎり3個と唐揚げ&玉子焼セット、お味噌汁です。

おにぎり3個はちょっと贅沢しました。おにぎりの種類は写真左から、

紅鮭(糀漬け)+白米 /焼き鯖生姜+玄米 /ザンギマヨ(ザンギは醤油糀漬け)+雑穀米

三つとも米の種類を変えたので、それぞれの米の美味しさと歯ごたえを感じました。白米は言うまでも無く米自体の旨みを感じるし、玄米はもちもちして米の粒感を感じながら、噛むほどに甘みを感じますし、雑穀米は様々な雑穀の歯ごたえがあり、他の米に比べて米と雑穀をそれぞれ感じながら雑穀の旨みを感じます。

醤油糀が効いているため、芯まで旨いし、醤油糀が染みてザンギが美味すぎです。時にやさしい甘さの卵焼きを挟みながら、おにぎりを頬張りました。お味噌汁すごくおいしかったですよ。このセットでオススメです。先ほども書きましたが、お昼には売切れてしまうものもあるので、事前予約をおすすめします。特に、唐揚げ、とり五目、ザンギマヨ辺りは人気があるようです。

参考までにお店のメニューです。この日は、とり五目とザンギマヨ、雑穀も売切れていました。
参考までにお店のメニューです。この日は、とり五目とザンギマヨ、雑穀も売切れていました。

因みに、玄米団子も販売しており、これがまたもちもちしておいしいです。詳しくは、北郷店の下記の記事をご覧になってみてください。

団子の種類は、
つぶ、こし、みたらし、ごまあん、こがし醤油、いそべまき、黒ゴマきな粉とありますよ。

ここで新米情報です。

実は、新米がすでに入荷しています。

高知県の新米はいつも1番始めの新米になるそうです。清流四万十川の恵みを受けた新米はおいしそうですね。

次に、店内で1番高級なお米をご紹介です。

このお米はいろはは情報番組で知っていたのですが、大変希少なお米だそうです。そして、とてもおいしいお米らしく、これを食べたら外食先のご飯が食べられないという方もいるそうで、このお米の美味しさは相当なのでしょうね。プレゼントとして、贈る方もいらっしゃるそうです。いろはも1度は食べてみたいです。

温泉で有名な岐阜県下呂市(げろし)で発見され有機肥料のみ使用し、農薬を控えて生産し、限定契約農家のみが栽培継承している希少なお米。
温泉で有名な岐阜県下呂市(げろし)で発見され有機肥料のみ使用し、農薬を控えて生産し、限定契約農家のみが栽培継承している希少なお米。

龍の瞳というネーミングがお米としてはかっこいいですね。そして、粒の大きさがコシヒカリの1.5倍ということで、実際に見せていただきました。全く違いますね。大きい!!!

左が龍の瞳、右がコシヒカリ。見た目が全く違います。これは驚きました。
左が龍の瞳、右がコシヒカリ。見た目が全く違います。これは驚きました。

こめしん西岡店では、お店が全国から取り寄せた様々な商品(せんべい、米菓子、ご飯のおとも、お吸い物、ドレッシング、お漬け物などなど)がいっぱい展示販売されています。そして、全国のおいしいお米、もちろん道産のお米も様々な地域から選りすぐりのものを販売しています。これからは新米が続々と入荷してきますし、お茶の産地が色々とあるように、土地や品種の違うお米を味わうには、いい時期かもしれませんね。

このたびも「こめしん」の店長様、スタッフの皆様のご協力の元、取材をさせていただきありがとうございました。常に忙しいみなさま、どうかお身体ご自愛ください。今度は、新米を買いにお邪魔いたします。

【店舗情報】
糀とお米の専門店「こめしん」札幌西岡店(玄米工房こめしん札幌)
住所 / 札幌市豊平区西岡4条1丁目3-1
電話番号 /011-867-0808
(おにぎりの電話予約は17:00オーダーストップ/総菜はなくなり次第終了)
営業時間 /10:00~19:00
年中無休
駐車場 /店舗前に完備
facebook /こちらです
Instagram /こちらです

※こちらの情報は、2022年8月現在のものです。

最新の店舗情報は、SNS等にてご確認のほどご来店ください。

地域情報発信ライター(札幌市担当)

こんにちは。北海道が大スキな’’いろは’’です。 札幌を中心に、時間があれば北海道をあちこち旅して、出会いと発見に感動するたびに北海道は無双ですべてが最高。そして温かく優しい人ばかり。のんびり景色を楽しみながらの散歩も大好き! ふらっと立ち寄った先で発見したワクドキなものを中心に発信していきたいと思います。よろしくお願いします。

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