【必見】野菜の切り落としてしまいがちな部分 そこ、本当は栄養とおいしさの宝庫かも?
シイタケはどの部分を切りますか?
おすすめは Bの根元の部分です。
「傘から下が全て石突き」と勘違いされることも多いですが、傘の下は「軸」があり、軸はうま味たっぷりで、ダシをとったり、手でほぐしたり細切りにして調理するのにおすすめの部分です。
「石突き」と呼ばれる軸の根元の黒い部分は、樹皮やおがくずなどが混じっていることもあり、かたくて食べることができないので切り落とします。軸自体に個体差もあるので、かたそうならば食べなくても大丈夫です。
エノキタケはどの部分を切りますか?
おすすめは Bの根元の部分です。
エノキタケ、ざっくり切り落としていませんか? エノキタケを袋から取り出し、見てみると線が入って段差のようになっている部分があります。“ココで切り落としてください”っていう印ではなく、栽培する時についた容器の線なので切り落とす線と間違えないようにしましょう。切り落とす場所は、根元の色が変わっている石突き部分です。
エノキタケはこのような容器で栽培します。容器の口の部分が段差になっているので、線のように見えてしまいます。
石突きの部分をとり除き、軸を2-3センチ程度の厚さに切ってください。焼いてバター醤油で味付けするとステーキになります。
ニラはどの部分を切りますか?
おすすめは Bの根元の部分です。
ニラ独特の香りはネギやニンニクにも含まれる硫化アリルの一種「アリシン」という成分です。このアリシンは、ビタミンB1 の吸収を高める働きが有り、豚肉やレバーと一緒に食べると疲労回復に効果があると云われています。「アリシン」は根元の部分に多く含まれており、葉の4倍もの含有量があります。栄養だけでなく、根元にはおいしさもたっぷりあるので、根元を切る場合、少しだけにしましょう。
キャベツの芯はどうしますか?
おすすめは Bの芯の根元だけ切るです。
あまり知られていないのですが、キャベツの芯は食べることが出来、キャベツの芯には葉よりも栄養やうま味があります。それは、キャベツが成長するため葉から芯へ栄養が送られているので、芯が栄養の貯蔵庫になっているからです。栄養は成長するためのエネルギーで、糖分なのです。
芯や芯に近い部分はかたく捨てられがちですが、ざく切りにしてスープで煮込んだり、きんぴらにすると美味しく食べることが出来ます。芯の底部の茶色い部分はにおいが少しあるので、芯の下2センチほどはカットすると大丈夫です。
しめじの根元、包丁でズバっと切っていませんか?
1本ずつ、手で取るといつもよりも少し長くしめじを食べることが出来、最後に石突きの部分だけが残ります。ぜひお試しください。