【今日から使える】野菜がおいしくなるクイズ <ナス編 1>
小学校の自由研究に、先生から生徒へのちょっとしたクイズに、おうちでご飯を食べる時に、お客さんへのちょっとした話題のネタなど、もしかしたら【野菜がおいしくなるクイズ】になるかも。
◆世界にあるナスの種類、何種類?
A 10種類
B 100種類
C 1000種類
正解は、C 1000種類 です。
解説
日本だけでも約200種類あると言われ、世界には1000種類以上ものナスがあります。外国のナスはヘタが青(緑)、日本のナスのヘタは紫色のものが多いのも特徴です。また日本のナスは、大きく分類すると九州地方に多く見られる長なす、関東地方に多く見られる卵形なす、その他、丸なすに分類されます。
◆ナスを栽培する時、一緒に育てると良い効果をもたらす野菜があります。それは何でしょう?
A パセリ
B トマト
C ジャガイモ
正解は、A パセリ です。
問題のねらい
(家庭菜園など)栽培に興味をもとう。コンパニオンプランツを上手に利用しよう。
解説
パセリの独特の香りが、ナスを好むアブラムシ、テントウムシダマシなどを遠ざける効果があります。ナスはパセリを好むアゲハの幼虫を遠ざける効果があるので、ナスもパセリもお互いに効果があります。
またパセリは夏の日光が苦手ですが、ナスの大きな葉で日陰になるので、よく育ちます。パセリがよく育つとどんどん広がり保湿の役目を果たすことで、水分好きなナスもよく育ちます。
◆お店にナスを買いに行きます。どんなナスを買うのがおすすめでしょう?
A ナスの表面にシワがあるもの
B ヘタと実の間に白い部分のあるナス
C 持った時に軽いナス
正解は、B ヘタと実の間に白い部分のあるナス です。
問題のねらい
興味をもって野菜を観察しよう。
解説
ナスが紫色になるのはポリフェノールの一種の「ナスニン」という色素があるおかげなのですが、光が当たらなければナスニンは生成されないので白いままです。夜は太陽の光が無いので、夜にナスが成長した部分は白いままなのです。それが、Bのヘタと実の間に白い部分のことになります。その後、時間が経ち太陽の光やスーパーの陳列の照明などに当たりして、紫色になってきます。つまり白い部分があるものは、収穫してまだ時間が経っていない新鮮なもの、ということになります。
◆ナスは身体を温めてくれる野菜でしょうか、それとも身体を冷やす野菜でしょうか?
A 身体を温めてくれる野菜
B 身体を冷やす野菜
C 温めたり冷やしたりはしない
正解は、B 身体を冷やす野菜 です。
解説
ナスは90%以上が水分で、身体を内側から冷やす作用があります。ナスには利尿効果のある「カリウム」が多く含まれていて、 尿が排出される時、体にこもった熱も一緒に排出するので体を冷やす働きがあります。暑い夏は、旬の野菜や果物を食べると、身体にこもっている熱を排出してくれる効果が期待できます。