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3年間リピートしまくりの「善玉菌が活性化したひじき料理」がすごい!

 ひじきは、お安い上に栄養価が高いのでありがたいですよね。「ミネラル」「食物繊維」などが豊富で、健康やダイエットのためにも食べたい食材。(水戻しが唯一の難点…笑)

 とはいえ…正直、ひじきってレパートリーが少ない気がしています。そこで今回は、3年以上リピートしている、善玉菌を活性化するひじき料理をご紹介。研究報告を基に効果もお伝えするので、ぜひ一度お試しくださいね!

ひじきが腸活(健康)とダイエットに良い理由

 ひじきには、上述のミネラルや食物繊維など、積極的に摂取したい栄養素が豊富。その上で、今回注目したい腸活ポイントは、「アルギン酸ナトリウム」です!あまり聞き慣れないかもしれませんが、ひじきに豊富に含まれている水溶性食物繊維の1種。

 慶應義塾大学で行われた研究を参考にすると、ひじき(アルギン酸ナトリウム)を食べることで以下の効果が期待できます。

・腸内細菌を活性化する効果(腸に良い)
・内臓脂肪を減少させる効果(ダイエットにも良い)
・メタボリックシンドロームの予防にも期待できる
など(※)

 これまでにも、上記のアルギン酸ナトリウムは、食事からの脂質を物理的に吸着することにより「余分な脂質の吸収を防ぐ(ダイエットに役立つ)」作用が知られていました。

 その上で今回の報告では、アルギン酸ナトリウムが腸内細菌を活性化→複数の成分が作られる(ビタミンB群やグルタル酸など)→その結果、腸内の炎症を防ぐ効果も期待できるとのこと。(前臨床試験)

 簡単にまとめると、ひじきを適度に食べることで「腸内細菌に良い」「腸の炎症を抑える」「ダイエットにも役立つ」などの効果が期待できます!ひじきを最初に食べたご先祖様に、感謝したいですよね。(めちゃくちゃ勇気がいる気がします…。笑)

 それは一旦置いといて、ここからは、ひじきの効果をたっぷり受けられるおすすめ腸活レシピをご紹介しますね!

<材料>ひじきと小松菜のやみつき腸活ナムル

・乾燥ひじき…10g
・小松菜…1束(約100g)
・にんじん…1/3本(約50g)

A水…30ml
A味噌、酒、みりん…各大さじ2
Aかつお節…1つまみ
Bすりごま…大さじ2〜3


<作り方>ひじきと小松菜のやみつき腸活ナムル

①小松菜は3〜4cm長さのザク切りにし、にんじんは千切りにする。乾燥ひじきは水で戻しておく。

②フライパンに全ての食材を入れて、Aの調味料(水、味噌、酒、みりん、かつお節)を加えたら、5分ほど蓋をして煮る。汁気がうっすら残るくらい。

③最後に蓋を外して強火で水気を飛ばし、すりゴマを加えてサッと和えたら完成です!

 最後に味見をして薄いと感じたら、醤油を足しましょう。ツナ缶を1つ入れると、タンパク質も補えて、さらに美味しくなりますよ!

常備菜にもおすすめ!ひじきで美味しく腸活しよう

 最近は、水戻し不要のひじきもあるので、そちらを使うのも便利でおすすめです。ぜひ、今日の腸活レシピも一度お試しくださいね!

 その他の、腸活や健康、ダイエットに役立つ最新情報は、「Instagram」「Voicy」でもお伝えしています!ぜひ見にきてちょうだいね。(ざきママが待ってるわよ。)

 また、もし良ければ「コメント」を書いていただいたり、他の記事も読んでみていただけるとすごく嬉しいです!!

 最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!

出典(※)Ryuta Ejima「Seaweed Dietary Fiber Sodium Alginate Suppresses the Migration of Colonic Inflammatory Monocytes and Diet-Induced Metabolic Syndrome via the Gut Microbiota」(2021)

 本記事は医療アドバイスを提供しているわけではなく、情報提供のみが目的です。診断・治療を必要とする方は、必ず医療機関での受診をしてくださいね。

「世界中の論文を基にした」根拠のある健康情報&「簡単・腸に良い・美味しい」腸活レシピを発信中!医療法人のプログラム監修や、腸活スクールも主宰しています!

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