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恒久化する円安からの資産防衛策/10年で確実に125%程度のリターンを狙う投資

花輪陽子シンガポール在住FP(CFPⓇ・1級FP 技能士)
(写真:ロイター/アフロ)

こんにちは。シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。ウクライナ情勢などから資産運用がマイナスになっている投資家も多いようです。また、円安とインフレが日増しに進むために不安になっている人も多いでしょう。

日本の私立大学の経営改革も行き詰まっており、慢性的な経常赤字に陥っている法人が非常に多く、資産運用でもマイナスになっているようです。

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このような不安定な相場の中、年金ファンドやファミリーオフィスなどはどっしりと構え、キャッシュポジションを多めにして、特に大きくポートフォリオを変えることもないようです。

キャッシュといっても運用の基本は米ドルのために、日本円とは対象的に米ドルは強くなっています。

バイサイドの機関投資家は長期投資を心がけているからです。他方で1ヶ月ごとの利益を追求しなければならないヘッジファンド、個人投資家(デイトレーダー)などは非常に忙しいようです。

個人の長期投資家は年金ファンドのようにどっしりと構えて、短期的にマイナスになっても気長に構えるべきでしょう。10年、20年後に大きな果実が待っているからです。

10年で確実に125%程度のリターンを狙う投資

安定を求める投資家にとっては保険や米国債のストリップス債も人気があるようです。どちらも何年後にいくらと資金計画をしやすいからです。保険の場合は最低保障を設定している会社も多いです。

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シンガポール在住FP(CFPⓇ・1級FP 技能士)

外資系投資銀行を経て、スイスのファミリーオフィスでウェルスマネジメントに従事。日本人の海外移住や資産運用、海外富裕層の日本移住のサポートも。著書に『世界標準の資産の増やし方』(東洋経済新報社)、世界三大投資家のジム・ロジャーズ氏の翻訳書を多数出版、『ホンマでっか⁈TV』等TV出演多数 お仕事の依頼は fp@yokohanawa.com へお願いします。花輪陽子のシンガポール富裕層の教え https://www.mag2.com/m/0001687882.html 花輪陽子のnote https://note.com/yokohanawa 

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