リヴァプールはレアルを撃破できるか?右サイドの「連携」とL・ディアスのアイソレーション戦術。
イングランド勢は、強い。
近年、その声は高まっている。今季の欧州カップ戦においても、リヴァプールとマンチェスター・シティ(チャンピオンズリーグ)、ウェスト・ハム(ヨーロッパリーグ)、レスター・シティ(カンフェレンスリーグ)とイングランドのチームが上位に進出した。
が、決勝に勝ち進んだのはリヴァプールのみだ。
■ファン・ダイクの存在
今季のリヴァプールは、守備が堅い。プレミアリーグでは、38試合で26失点。これはプレミアでトップの数字だ。
大きいのは、フィルヒル・ファン・ダイクの存在だ。昨季は、シーズン序盤でファン・ダイクが負傷して長期離脱を強いられた。今季、シーズンを通じてファン・ダイクを戦力として数えられるというのは、ユルゲン・クロップ監督にとってプラスになっている。
ファン・ダイクがいることで、リヴァプールは最終ラインを高く設定できる。ファン・ダイクのスピード、統率力があってこそ、為せる技だ。
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