美味しいピーマンは「右」or「左」?『甘いピーマンの見分け方』を栄養士が解説
こんにちは!栄養士食堂です。
皆さんは「ピーマン」お好きですか?
私は個人的に大好きな野菜ですが、苦味があるので、不得意な方もいらっしゃると思います。実際私の勤めていた保育園でもピーマン嫌いなお子さんが多く、給食の時間では「ピーマン苦手…」と残す子が多い印象でした。
そんな苦味が嫌われがちなピーマンですが、実はピーマンの苦味はスーパーで見分けることができます。
今回は栄養士が「甘いピーマンの見分け方」を詳しく解説しています。興味がある方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 ピーマンの栄養について
2 保存方法・選び方
3 甘いピーマンの見分け方
4 まとめ
1.ピーマンの栄養について
ピーマンは風邪予防や肌の調子を整えるのに効果があるビタミンCが豊富に含まれています。また、ピーマンの種とワタに含まれる成分には、青臭さの原因になっている「ピラジン」があり血液をサラサラにする働きがあります。
2.保存方法・選び方
【保存方法】
表面の水気を取り、穴のあいたポリ袋にいれて野菜室で保存する。
【選び方】
・ツヤがあるもの
・表面にシワがないもの
・ヘタが黒ずんでいないもの
・皮にハリがあるもの
3.甘いピーマンの見分け方
お待たせしました!「甘いピーマンの見分け方」を詳しく解説します。
甘いピーマンの見分け方はヘタの角数に注目して、多い方を選ぶ!
つまり、下の写真のピーマンで比べると左の角数が『5』で、右の角数が『6』なので、右のピーマンの方が甘いという判断ができます。
実は苦味が少ないとされるピーマンはヘタが五角形のものではなく、下の写真のような六角形のものなんです(角数が多いもの)↓
一般的にピーマンの花びらは5〜7枚であり、花びらの枚数が多いほど、たくさんの日光を取り込むことができるため、栄養が豊富で実が甘くなると言われています。
スーパーで購入するときに花びらの数はわからないですが、ここで鍵となるのが「ヘタの角数」になります。
ヘタの角数は花びらの枚数と同じになるため、ヘタの角数が多いピーマンほど栄養が豊富で甘いです。つまり、五角形のものより六角形のピーマンの方が甘いという結果になります。
<甘いピーマンの見分け方>
ヘタの角数が多いもの。
五角形→六角形→七角形のようにヘタの角数が多いほど苦みが少ないピーマンになります。
選ぶ際はヘタの角数が多いピーマンを選ぶようにしましょう!
4.最後に
いかがだったでしょうか。
ピーマンは、ヘタの角が多いほど苦味が少ないと言われています。
ピーマンが苦手な方はぜひこの方法を使って今が旬の「ピーマン」を食べてみてください!
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