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おがちゃん先生です。

今回は『甲状腺がん』の原因や症状を解説していきます。

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甲状腺ってどんな臓器？

甲状腺は、ノドぼとけの下辺りにあり、蝶（ちょう）のような形をした臓器です。

「甲状腺ホルモン」を分泌しています。

甲状腺ホルモンは、全身の代謝を活発化させる役割があり、"体のアクセル"のようなホルモンといえます。

具体的には、心拍数の増加・熱の産生・脳の発育の促進などの作用があります。

ちなみに、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまった状態を「甲状腺機能亢進症」、

甲状腺ホルモンの分泌が低下した状態を「甲状腺機能低下症」といいます。

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甲状腺がんとは？

甲状腺がんは「乳頭がん」「濾胞がん」「髄様がん」「未分化がん」に分けられます。

このうち最も多いのは「乳頭がん」で、約90％を占めます。

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甲状腺がんの原因（危険因子）

甲状腺がんの原因ははっきりしていませんが、発症リスクを高くする要因（危険因子）として、以下のことがあげられます。

●放射線治療の経験や原爆被爆の経験がある

●甲状腺疾患や甲状腺がんの家族歴

●体重増加（肥満）

●女性など

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甲状腺がんの症状

甲状腺乳頭がんは、"進行がゆっくり"なため、本人も無自覚（無症状）なことが多いです。

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しかし、進行すると悪性度の高い"未分化がん"の性質を持つことがあり…

すると、首の辺りのしこり、痛み、赤み・声のかすれ（嗄声）・飲み込みにくさ（嚥下困難）・息苦しさなどが現れることがあります。

ただし、甲状腺のしこりは、"良性（がんではない）"の場合が多いです。

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最後に

甲状腺がんの危険因子として「肥満」があげられていますので、予防として「肥満の解消（ダイエット）」があげられます。

また、乳頭がんは比較的緩やかに進行しますが、未分化がんは悪性度が高く、進行も早いので、気になる症状がある場合には、一度医療機関での検査をおすすめします。

では、今回はここまでです。

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