【胆石ができると現れる症状5選!】-その症状は胆石のサインかも?-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は、
『胆石ができると現れる症状5選』
を紹介していきます。
胆石ってなに?
肝臓は、脂肪の消化に関わる液体である
胆汁を1日約500〜1000mL分泌しています。
胆汁は「胆のう」で濃縮して蓄えられていて、
食事をすると腸(十二指腸)に分泌されます。
この胆汁の流れる通り道を「胆道」とよび、
胆道にできる"石のような構造物"が胆石です。
胆石ができる部位によって、「肝内結石」、
「胆のう結石」「胆管結石」とよばれます。
胆石があっても無症状な方はいますが、
下のような症状が現れることがあります。
【胆石ができると現れる症状5選】
①腹痛
1つ目は『腹痛』です。
特に、天ぷらなどの油の多いものを
食べた後に腹痛が起こりやすいです。
腹痛が起こる位置としては、みぞおち辺り
(上腹部)や右の肋骨の下辺りに多いです。
②右肩の痛み
2つ目は『右肩の痛み』です。
胆石では放散痛といって、右の肩甲骨の
辺り〜肩に痛みが起こることもあります。
ただの「肩こり」だと感じる方もいます。
③発熱
3つ目は『発熱』です。
胆石によって、胆のうや胆管に炎症が
起こると発熱が起こることがあります。
④黄疸
4つ目は『黄疸(おうだん)』です。
黄疸とは、胆汁の流れが悪くなることで、
ビリルビンという成分が血液中に流出し、
皮膚や目が黄色っぽくなる症状です。
⑤急性膵炎(激しい腹痛)
最後5つ目は『急性膵炎』です。
胆汁が小腸(十二指腸)分泌される部分を、
「十二指腸乳頭部」といいます。
その付近に胆石に詰まると、膵液の流れが阻害
されて「急性膵炎」が起こることがあります。
急性膵炎では、激しい上腹部痛が起こります。
実際に、急性膵炎の二大原因は、
「アルコール」と「胆石」です。
胆石ができやすい人の特徴
胆石ができやすい人の特徴は、
肥満者・女性・40歳代・多産婦・糖尿病
・コレステロール値が高い方などです。
最後に
現代は"食生活の欧米化"が進んでいるため、
「胆石ができやすい環境」でもあります。
なので、食生活では脂肪の摂りすぎを控え
たり、適度な運動をして肥満の予防・解消
を心がけることが大切です。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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おがちゃん先生について
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● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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