【脳卒中を引き起こす危険因子5選!】-"脳卒中"の発症リスクを高める危険因子とは?-
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おがちゃん先生です。
今回は…
『脳卒中を引き起こす危険因子5選』
を紹介していきます。
脳卒中とは?
脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れてしまうことによって、さまざまな症状が発現した状態の総称です。
脳卒中は大きく3つに分けられます。
●脳の血管が詰まるタイプ(虚血性脳卒中)の…「脳梗塞」
●脳の血管が破れるタイプ(出血性脳卒中)の…「脳出血」と「くも膜下出血」
脳卒中が起こるとどうなる(症状)?
脳卒中の症状は、種類・重症度・出血部位などによって異なるところがありますが…
よくみられるのはしびれ・片麻痺・構音障害・失語・失認・頭痛・意識障害・吐き気です。
例えば、「アテローム血栓性脳梗塞」では頭痛はないことが多いですが、「くも膜下出血」では突然の激しい頭痛が特徴的です。
脳卒中を引き起こす危険因子5選!
脳卒中は「動脈硬化」が関わっているため、加齢とともに発症するリスクが高くなります。
そのなかで、さらに発症リスクを高めてしまう要因(危険因子)を、今回は"5つ"紹介します。
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①高血圧
高血圧は「脳卒中の最大の危険因子」といえます。
血圧が高ければ、高いほど、脳卒中の発症率は高くなります。
また、高血圧だと"心臓の病気"を発症するリスクが高くなり、その"心臓の病気"もまた、脳卒中の危険因子となります。
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②糖尿病
2つ目は「糖尿病」です。
糖尿病は、虚血性脳卒中(脳梗塞)の発症リスクを2.27倍、出血性脳卒中(脳出血・くも膜下出血)のリスクも1.56倍にするといわれています。
二型糖尿病の方では、高血圧や脂質異常症といった生活習慣病を合併している場合もあるので、そちらのコントロールも必要です。
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③脂質異常症
3つ目は「脂質異常症」で、こちらも脳卒中の危険因子です。
脂質異常症とは、中性脂肪やLDL-Cが基準値より高く、HDL-Cが基準値未満になった状態です。
※LDL-C→悪玉コレステロール・HDL-C→善玉コレステロール・中性脂肪→トリグリセリド
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④心臓の病気(心臓弁膜症など)
4つ目は、心房細動や心臓弁膜症といった「心臓の病気」です。
心臓にこういった病気があると、血栓(血のかたまり)ができやすくなります。
→そして、この"血栓"が血液の流れに乗って、脳の血管に詰まってしまうと脳梗塞が起こります。
※このようにして起こる脳梗塞を「心原性脳塞栓症(しんげんせいのうそくせんしょう)」といいます.
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⑤生活習慣や嗜好品
ここまで紹介した4つの他に喫煙・多量の飲酒・肥満・ストレス・過労・運動不足なども、脳卒中の危険因子となります。
これらは、高血圧・糖尿病・脂質異常症・心臓の病気の発症リスクも高くなりますし、動脈硬化も進行させてしまいます。
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最後に
前述したように、"脳卒中の最大の危険因子"ともいえるのは「高血圧」です。
しかし、高血圧だとしても特別な自覚症状はないことが多いため、放置しがちです。
だからこそ、生活習慣の改善だけではなく、定期的に健康診断をうけ、自分の状態を知ることも大切です。
では、今回はここまでです。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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おがちゃん先生について
● ウィルワン整体スクール卒
● インスタグラムフォロワー1.6万人超
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄・東京)
● 解剖生理学オンラインサロン運営
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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