【目黒区】このベーグルはまさに革新的!? 自由が丘「Yohei Miyaguchi」へ行ってきた
自由が丘は今、ベーグルがブームなのでしょうか。古株の「JUNO CAFE JIYUGAOKA 自由が丘本店」の他、2022年には「ベーグルベース」がオープンしました。
そして、2024年3月22日(金)に「Yohei Miyaguchi(ヨウヘイ ミヤグチ)」が自由が丘デパート1階「旧・おはぎと大福」の跡地にオープン。
さらに「Tecona bagel 自由が丘」が、メイプルファーム内に2024年4月19日(金)にグランドオープンとなっています。
「じわじわとベーグルのお店が増えつつある」と感じているのは私だけでしょうか。
「Yohei Miyaguchi」はパンの街・京都からやってきたラグジュアリーなベーグル
「Yohei Miyaguchi」は京都発。上賀茂で人気のベーカリー「AGEHA CLASSIC(アゲハ クラッシック)」が移転・店名を変更して自由が丘に上陸しました。
革新的でラグジュアリー、他のベーグルとは一線を画すと評判になった宮口洋平さんがオーナーシェフのお店。おいしさはもちろん、見た目の美しさでも評判だったお店です。
パンの聖地ともいわれる京都、その激戦区を勝ち抜き、京都人を虜にしたというベーグル、いったいどんなお味なのでしょうか。さっそく調査に向かいました。
平日とはいえ夕方に行ったら売切れるのは当たり前!? 「Yohei Miyaguchi」
お店にうかがったのが平日の15時頃。びっくりするほどガランとしたショーケースを見て呆然としてしまいました。さすが注目度の高い「Yohei Miyaguchi」です。
厳選した贅沢な素材を惜しげもなく使って作られるというベーグルは「ラグジュアリーベーグル」といわれ、京都のみならず全国にファンを持っていたそう。
元パティシエでブーランジェの宮口さんが作るベーグルということで、連日売切れが続出しているようです。
中でも「抹茶枯山水」という美しいベーグルは「Yohei Miyaguchi」のシグネチャー。新進気鋭の茶舗「SHUHARI KYOTO」の京都和束産シングルオリジン抹茶「おくみどり」を、フランス産発酵バタークリームにたっぷり合わせたラグジュアリーな抹茶バタークリームが特徴で、アートのような美しさです。
「Yohei Miyaguchi」の店内に残されていたベーグルを3種類購入
なんとか3種類、ベーグルを確保して帰ります。普通にイメージするベーグルといえば、丸くて真ん中に穴が開いている、ハード系のパンです。
しかし「Yohei Miyaguchi」はちょっと印象が違いました。実際に食べてみると普通のベーグルよりも食感は軽く、食べやすい感じです。
購入した3品をダイジェストでご紹介していきましょう。
新玉ネギ×コーン×ベーコン×ナッツ×フランス産発酵バター
チーズで穴がふさがってしまっていますが、形はしっかりドーナッツ型のベーグル。ベーグル特有のあのみっちりとした重さは一切ありません。
新玉ネギの甘味、ベーコンの塩気、ナッツの香ばしさ、発酵バターのコク。今までのベーグルのイメージを覆す革新的なおいしさでした。
バジルとハムとフランス産発酵バターのカスクート
こちらのベーグルは半分にスライスして、間に厚切りのチーズにハムを挟んでおり、バジルソースが塗られていました。
軽やかな食べ心地でハムやチーズの塩気、バジルの風味が全体を上手にまとめています。
パン・ア・ラ・クレーム
こちらはベーグルではなく、ふわっふわなブリオッシュ生地の中に、カスタードクリームがたっぷりと入ったパン。
このクリーム、今まで食べたことがない口どけとおいしさです。甘さもほどよく、パンとのバランスもばっちり。
クリームたっぷりなのにまったく重さを感じさせず、びっくりしました。
食べ疲れない極上のおいしさだった「Yohei Miyaguchi」ベーグル
小麦粉と水が主原料となっているベーグル。二次発酵をせずに茹でてから焼き上げるハード系のパンのため、しっかりと噛まないといけません。
1個あたりの生地の量が多く、みっちりとしているため、私などは半分の量でも食べ疲れてしまいます。しかし「Yohei Miyaguchi」のベーグルはかなり軽やか。
最初、3個も買ってしまって食べきれなかったらどうしようと思ったのですが、心配いりませんでした。
お店に伺った時には売り切れていた、見た目も美しいベーグルたちもぜひ食べてみたいので、今度は早い時間におじゃましようと思います。皆さんもぜひ。
【店舗概要】
Youhei Miyaguchi(ヨウヘイ ミヤグチ)
営業時間:10時~20時、水曜休み
住所:東京都目黒区自由が丘1-28-8 自由が丘デパート 1F