ピーマンは切りません!種もワタも柔らかくして栄養まるごと食べる方法♬
栄養がたっぷり詰まった種とワタ、捨てていませんか?
こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。
実はピーマンは野菜の中でもビタミンCの含有量がトップクラス!レモンの1.5倍も含まれる美肌食材です。しかもヘスペリジンというポリフェノールがビタミンCの吸収を助けるため、効率よく吸収できる特徴があります。
また、緑黄色野菜としてβカロテンも豊富。さらに若返りのビタミンと言われるEも含まれます。これらは抗酸化物質なのでがん予防や免疫力アップに効果的です。また、ピーマンの特徴でもある苦味成分のクエルシトリンには高血圧予防や血中脂肪の抑制効果が期待できます。夏場に失われがちなカリウムも含まれるので、夏バテ予防にも効果的です。また、油に溶ける栄養素がたっぷり含まれているので、栄養の吸収が効率よく摂れるんです。
さらに種やワタにはビタミンCは勿論、カプサイシンやピラジンという血流を促進する成分が含まれるのでダイエットや冷え対策にも有効です。素晴らしい栄養素が詰まった種やヘタをとってしまうのは勿体無いですよね!今回は種やワタまで柔らかくなって、栄養まるごと食べられる美味しいレシピをご紹介します♬ ピーマンは1日に1〜2個食べれば1日に必要なビタミンCが摂れるので、たっぷり作って毎日食べていただきたい一品です!
《丸ごとピーマンの生姜焼き》
材 料
- ピーマン 10個
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- おろし生姜とごま油 適宜
作り方
- よく洗ったピーマンを種が飛び散らないよう、袋に入れて一つ一つ手の平で潰す。
- 先端の固い部分だけをとったピーマンを、油を敷いたフライパンに並べて中火で焼く。
- 全体に油がまわるように両面焼いたら、コップ半分程の水を加えて蓋をして蒸し焼きにする。
- 水分がなくなってふっくら柔らかくなったら、醤油・みりん・おろし生姜を入れる。
- 弱火でじっくり、ピーマンの中まで味がからんだら完成です!
ポイント
●お好みの柔らかさになるまで、焦げないよう何度かお水を加えて加熱して下さい。
●調味料を入れてから強火で加熱するとピーマンに味が染み込まないので、弱火でじっくりからめて下さい。
レシピについて
この調理法だととっても柔らかく煮えてるので、タネもワタも全く気になりません!ピーマンの中まで味がしっかり染み込んでいます♬ しっとり柔らかくて苦味も気にならないので、お子様にも喜んでいただけると思います。お弁当のおかずやお酒のおつまみとしても喜ばれる一品なので、たっぷり作り置きしておくと夏場の栄養補給に役立ちます!是非、お試し下さい♬
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★管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数43万人)
筆執/レシピ:管理栄養士 関口絢子