一つ作ったら「簡単」すぎてやみつきになるかも!?2枚の布で作る三角マチのバネポーチ【基礎編】
こちらのレシピをブログで紹介したのはちょうど10年前の2011年の10月。
それ以来ブログの中でもダントツ人気のPVをいただいています。
手芸講師をしていた頃、余った時間と余った生地で簡単に作れるものがないかなーと思いついたのがこのレシピです
直線なので準備もしやすく、バネ口金が縫い代で引っかかることもなく比較的スムーズにできるかと思いますのでバネ口初心者様にもお勧めです
また、難しい布合わせも2枚の細長い布を選べばできるので是非布選びから楽しんでいただけたら嬉しいです
表にしたら、小さな三角のマチが出来上がってる。
作っても使っても楽しめるデザインとなっています
記事の最後にYouTube動画の紹介がございます。是非動画もご視聴いただけますと嬉しいです。
それでは早速始めていきましょう
準備するパーツはこちら
・外布 たて26cm よこ20cm
・内布 たて32cm よこ20cm
・バネ口金 15mm幅 12cm
・脇タブ 5~6cm モチーフなどお好みでご準備ください
(全て縫い代1cmが含まれています)
まず外布にアクセントになるモチーフを縫い付けたり脇のタブを仮止めします
位置の目安にしてください
モチーフやタグなどの仮止めには、両面テープがお勧めです
ミシンの針を刺さない位置に小さく貼って利用してみてくださいね
外布と内布を中表に重ね、両端をそれぞれ1cmで縫い終えたところです
内布は少したわみます。
巾着ポーチの記事で紹介したように縫い代を外布側にしっかり倒してから、外布と内布をそれぞれ中表に重ねます
内布は、口金通し用に3.8cm(青い線)の印をつけます
ここは返し口にもなるので縫わない場所になります
底は、「わ」から1.5cmのところに印をつけて、折り上げます
ここは底マチになる部分で、待ち針はこのように止めます
続いて、外布は底から1.5cmのところに印をつけてこのように蛇腹に折り込みます
直線を縫うのが苦手な方は、1cmのところにマスキングテープを貼ってガイドにするのもお勧めな方法です
両端1cmで縫い終えたところです
とても狭いですが、ゆっくり返し口から引き出して、口金通し口を2つに折ります
脇から際を1周1.5mmほどで縫います。
返し口がないので、ミシンもこれで終了です
アイロンで形を整えます。
バネを通してしまうとギャザーが寄ってアイロンがかけにくくなりますので、この時点で作業するのがお勧めです。
バネ口金を通すために役立つ道具の紹介です
金づちの代わりに木槌を使いましたが、ご自宅にない場合は金づちでも大丈夫です
金具に傷がつかないように当て布をするのもお勧めです。
目打ちはミシンで縫う時も便利ですが、細かい作業の時にもあると便利な道具です
口金を通してあっという間に完成です
右側のポーチは10mm幅で作るバネポーチの紹介です。
返し口を作る方法と、返し口を作らずに、巾着ポーチと同じように作って仕上げることも可能です
今回は、表にカラーリネン内側に柄布を合わせましたが、お好みで外側を柄に内側を無地にしてもお楽しみいただけます。
お友達にプレゼントしても喜ばれますので、是非レシピが皆様の手作りライフにお役立ていただけたら嬉しいです
是非動画も参考にしながら作ってみてくださいね!
<商用利用に関しまして>neige+は商標登録されました。(登録第6376851号)
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最後までお読みくださりありがとうございます
手芸講師・ハンドメイドクリエイター
猪俣友紀