布のかけらがお洒落なファーのバッグに大変身!手作り時間もほっこり、温もりを感じるバッグを作りませんか
こんにちは!neige+の猪俣です
最近は朝晩の冷え込みが日を増すごとに強くなってきたり、日が暮れるのも早くなり、冬の気配を感じ流ようになりました。今回はそんな寒い日のお出かけにぴったりなファーのトートバッグをご紹介します
前回の「揺らぎステッチ」で紹介したパーツを使ってトートバッグに仕立てていくまでを紹介しますのでよかったら1つ前の記事も合わせてご覧いただきながら、一緒に作ってみて下さいね!
今回の工程は下記のとおりです
1.使用するパーツの紹介
2.側面を作る
3.内ポケットを作る
4.内袋の側面を縫う
5.外袋の側面を縫う
6.本体を縫う
7.持ち手をつける
8.マグネットボタンをつける
9.返し口を閉じる
それでは早速始めていきましょう
こちらの記事では「neige手作りのある暮らし」youtubeチャンネルで紹介しています作り方動画を読む記事にして紹介しています。動画も合わせてお役立ていただけますと嬉しいです
「端切れの合わせ方」
「完成サイズ」
「準備するパーツ」
本体は製図の通りです
*縫い代別途1cm必要です
内布はキルティング生地を使用しています。外布より本体のサイズを1cm減らして作ります
本体 外布2枚 内布2枚(製図の通り)
ポケット大(製図の通り)
ポケット小 :外側 H12cm W15cm |内側 H14cm W15cm
側面 2枚 :外布 H43cm W13cm|内布 H42cm W13cm
1.使用するパーツの紹介
ポケットはそれぞれ2枚を組み合わせて作ります
外側の側面には薄手の接着芯を貼っています
持ち手はかしめ用の穴を2箇所ずつ空けておきます
マグネットボタン 18m m1組|当て布2枚
大カシメ 8組
2.側面を作る
まずはミシンの準備から。縫い目の長さを3・0、ミシンの針は14番にします。側面は中表に重ねて底を1cm縫います。
縫い代を開いて両サイド5m mずつ縫います。外布も同様に縫います
3.内ポケットを作る
内ポケットはそれぞれ重ねて1cmを縫います。
縫い代を包むようにしてアイロンで倒し、際を縫います
ここがポケット口になります
小さいポケットは1cmを縫った後、ポケット口の際を縫います
底を合わせて返し口を残して周囲を1cm縫います。ポケット口は蛇腹に畳みます
上から7cmのところに内布にポケットを重ねて、際を縫います
大きなポケットは周囲を5m mで仮止めし、中央の仕切りを縫います
4.内袋の側面を縫う
まずは内袋から側面を仕上げます。大きいポケットのついたパーツから側面を1cmで縫います
カーブが縫いづらい場合はあらかじめ切り込みを入れておくといいですよ
同様にして反対面も側面を縫います。この時返し口を10cmほど空けておきます
5.外袋の側面を縫う
内布と同様に側面を1cmで縫い、カーブのところに切り込みを入れておきます。ミシン目を切らないようにできるだけ際まで切るようにするとカーブが綺麗に出ます
6.本体を縫う
仕上がった外袋を表にし、内ポケットの向きに気をつけて内袋の中に入れます。
入れ口を合わせて1cmで縫い、返し口から表にします
端から5m mを縫います。
続けて5mm空けてもう1本縫います。こうすることで縫い代が浮いてこないのでスッキリします。内布をキルティングで仕立てる場合、よくこのように仕上げています。
ミシンはこれで終了になります
7.持ち手をつける
持ち手はかしめで止めています。手打ちのタイプも長年使用してきましたが、ハンドプレスを使うようになってからとっても楽になりました!音もしないのでお勧めです
カシメつけ位置は画像を参考にして下さい
8.マグネットボタンをつける
マグネットボタンは、バッグの入れ口から2.5cmのところに座金の中央の印をつけます。
厚みのある生地の時は当て布はなくてもいいかなと思いますが、金具が当たって気になる場合は、革などで止めると仕立てもよくなります
9.返し口を閉じる
仕上げに返し口を閉じて完成です。手縫いの場合は「コの字閉じ」ミシンの場合は際を縫います。
いかがだったでしょうか?捨てられるほど小さくなった端切れが、再びバッグとして生まれ変わりました!ファーを合わせることでより温かみのある風合いに仕上がりました。
皆様の大切にしている捨てられない端切れも、こうして生まれ変わらせてあげて下さいね!きっと作る時間もほっこりするはず
皆様が必要と思われる時にこちらの作り方が参考になれば幸いです
最後までお読みくださりありがとうございました
手芸講師 猪俣友紀