ソトとジャッジとスタントンが同じ試合でホームランは初めて。大谷とテオとマンシーは!?
5月8日、ニューヨーク・ヤンキースの3人、ホアン・ソト、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンは、ホームランを1本ずつ打った。
ソトのホームランは1回裏、ジャッジとスタントンは3回裏だ。先頭打者ホームランではなく、2者連続ホームランとも違う。ソトは「2番・ライト」、ジャッジとスタントンは「3番・センター」と「5番・DH」として出場した。
それぞれ、シーズン9本目と8本目と8本目。8本塁打以上の選手が3人は、ア・リーグのチームでは最も多い。ヤンキースに次ぐのは、オークランド・アスレティックスの2人だ。こちらは、ブレント・ルッカーとシェイ・ランガアーズが9本ずつ。5月8日のダブルヘッダー1試合目に、ランガリアーズが8本目、ルッカーは9本目。さらに、ランガリアーズは、2試合目もホームランを打ち、ルッカーと並んだ。
ソト、ジャッジ、スタントンの3人が同じ試合でホームランは、今回が初めて。ジャッジとスタントンは、2018年からヤンキースでプレーしているが、3人がラインナップに揃うのは、今シーズンからだ。ソトは、昨年12月のトレードで、サンディエゴ・パドレスからヤンキースへ移籍した。
ちなみに、ソトは、2018~23年に、ヤンキースの投手から4試合で5本塁打を記録している。ジャッジもスタントンも、その4試合でホームランは打っていない。
ナ・リーグも、1チームにいる8本塁打以上の人数は、3人が最も多い。ただ、ロサンゼルス・ドジャースは、9本塁打以上の選手を3人擁する。大谷翔平が11本、テオスカー・ヘルナンデスが10本、マックス・マンシーは9本だ。テオスカーは、5月8日に10本目のホームランを打った。
彼らは、4月12日に、揃ってホームランを打っている。大谷が1回裏にシーズン4本目、マンシーが2回裏にシーズン3本目、テオスカーは3回裏にシーズン5本目だ。
この試合は、マンシーとテオスカーのホームランの間に、ムーキー・ベッツもホームランを打った。こちらは、シーズン6本目。ベッツのシーズン本塁打は、そこから1ヵ月近く経った今も、6本のままだ。もっとも、不振に陥っているわけではない。4月12日までの16試合は、打率.344と出塁率.481。4月13日以降の23試合は、打率.348と出塁率.429を記録している。
なお、ナ・リーグで8本塁打以上の選手が2番目に多いのは、フィラデルフィア・フィリーズの2人だ。アスレティックスの2人と同じく、カイル・シュワーバーとブライス・ハーパーが9本ずつ打っている。
各リーグの本塁打ランキング(5月8日時点)については、こちらで書いた。