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【あの名勝負を振り返る】マンパワーに頼る守備に生じた綻び。マドリーがマンチェスター・Cに敗れた理由。

森田泰史スポーツライター
レアル・マドリー対マンチェスター・シティの一戦(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

レアル・マドリーが、窮地に追い込まれた。あの名勝負を、振り返りたい。

マドリーは現地時間2月26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント一回戦ファーストレグで、本拠地サンティアゴ・ベルナベウにマンチェスター・シティを迎え、1-2と敗れた。アウェーで行われるセカンドレグで逆転できなければ、ジネディーヌ・ジダン監督の下で同大会3連覇の偉業を成し遂げたチームが大会を後にすることになる。

今季のマドリーにとって、CLという大会は2つの大きな意味を持っていた。ひとつは、ジダン監督が復帰してからのクラブの再建が正しい方向に進んでいるかを測る指標として。もうひとつは、昨季アヤックスに屈してベスト16敗退に終わったという屈辱を晴らす機会として、だ。

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スポーツライター

執筆業、通訳、解説。東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。日本有数のラ・リーガ分析と解説に定評。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『DAZN』『U-NEXT』『WOWOW』『J SPORTS』『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』『Foot! MARTES』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。

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