ボランチに必須の「ダウンスリー」と「アンカー落ち」を徹底解説。
「ダウンスリー」あるいは「アンカー落ち」という言葉を、耳にしたことがあるだろうか。この戦術用語と概念を知れば、より深くフットボールを理解できるようになるのは間違いない。
まず、言及したいのは、La salida lavolpiana(ラ・サリーダ・ラボルピアーナ)と呼ばれるものである。
これはリカルド・ラ・ボルペ監督が「発明」したといわれている。彼の存在により、メキシコでは、1990年代中盤から、この戦術が浸透していた。だが、それが本格的に欧州に入ってくるのは2009-10シーズン以降になる。ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)が、バルセロナで使い始めたのがきっかけだ。
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